あんころさんは、ぽんを連れてショッピングモールで買い物中、動き回るぽんの対策にハーネスかヒップシートを購入しようと、ベビー用品店に向かっていました。
しかし、途中で好みの洋服を見つけました。店員に声を掛けられ、試着を勧められたあんころさん。いつもなら断るところですが、この時のぽんは大人しかったため、試着してみることに。
購入を決め、あとはお会計だけ……と思った矢先、ぽんが突然店の外に走り出してしまいました。あんころさんは服を店員に預け、「すぐ戻ります!」と言い残し、急いで追いかけたのですが……?!
娘はどこ!?ほんの数秒の間の出来事
「ぽん?」あんころさんが追いついたと思い声を掛けると、すでにそこにはぽんの姿はありませんでした。あんころさんは、慌ててぽんを探しまわります。
洋服店の近くには外につながる出入口や、ぽんが大好きなエスカレーターがありました。事故だけでなく、誘拐の危険もあるかも……!?
ぽんに差し迫る危険を想像して、一気に不安に駆られます。
「1歳くらいの小さな子どもが1人でいるのを見ませんでしたか!?」
あんころさんは1分1秒でも早くぽんを探し出そうと、大声で周囲に呼びかけていたのでした……。
油断した隙に子どもが危険な状況へ陥るケースは、誰にでも起こり得るものです。子どもに危険が迫っているのではと想像すると、いても立ってもいられないですよね。ましてや自分の不注意で招いてしまった事態。後悔よりも先に、できることを手当たり次第にするしか子どもを救える方法はありません。