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買い物帰りに近所の男性から声を掛けらたママ。質問に答えると、男性から驚きの発言が飛び出して…!?

私には2歳の長女がいます。もともと長女は4月に出産予定でしたが、妊娠36週での出産となったため早生まれになりました。私は、それまで早生まれについて特に考えたことはありませんでした。これは、長女が“早生まれ”であることに対し、他者から心ない言葉を言われ傷ついた、私の体験談です。

 

ご近所さんからの衝撃のひと言

ある日、長女と買い物に行った帰りに、家先で近所の高齢男性に声をかけられました。いわゆるご近所さんであり、顔見知りであったため立ち話をしました。会話の中で、長女の誕生日の話となり、3月生まれであることを伝えると……。

 

「早生まれか〜。かわいそうやったね。これから苦労すると思うよ。どうしても能力的に同学年と比べたら劣るからね。負けず嫌いに育つかな? 頑張れよ! ははは!」と、男性は耳を疑うようなデリカシーのない発言を私たちに浴びせてきました。幸い長女は当時1歳だったので、発言の意味はわかっていません。ただ、私の心は確実に傷付き、長女を早く産んでしまったことに負い目を感じるようになりました。

 

 

早生まれの子どもがいるママに相談

それから私は、早生まれについて調べたり、早生まれの子どもがいるママに相談したりするようになりました。友人からは、「その子のペースで成長するから大丈夫」、「月齢が同じでも成長や発達には個人差がある」などのアドバイスを受けました。

 

どうしても、同学年の子と比べたときに月齢の分、体が小さい、発育が遅いなどの差が出るのは当たり前のことです。しかし、今私が思うのは「人と比べてはいけない」ということ。同学年の子の成長と比べて一喜一憂するのでなく、過去のわが子と比べて成長していればいい、と思うようになりました。

 

 

これからも早生まれに対して、ネガティブな発言をする人に出会うかもしれません。そのときも「人と比べない」というマインドを忘れないようにしたいです。

 

 

著者:安西りこ/2歳の長女と0歳の長男、夫と暮らす、平凡な看護師ママ。看護師としての経験、ママとしての経験をもとに、ライターとして活動中。

イラスト:miyuka

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

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