突然夫が離婚を切り出しました。
その理由は、「自分の店を持って、自分の思うように商売がしたい」という夢ができたから。衝撃の告白と自分勝手な考えにRINさんは怒りが込み上げましたが、気持ちを抑えて、「やればいいじゃない」と笑顔で後押し。
しかし、内心は「……家族を捨てようとしたことを後悔させてやる!」と怒り狂っていました。
それからの夫は、目標ができたことで楽しそうな日々を送っていました。そしてボーナスが支給されたのですが……!?
その資金、どうするの?
「仕事を辞めるときは準備が整ってからにしてくれる? 転職の多さと無職期間の長さで貯金が一切無いの」
「自営業に関して、私は一切手伝わないから」
と、RINさんは張り付いた笑顔を浮かべて夫に釘を刺します。が、夫はこの言葉を軽く受け止めている様子。
「もうすぐボーナスだし、がっぽりもらって資金にするぞ〜!」と意気込むも、ボーナスは5万円とまったく足りません……。
そんな状況にも関わらず、夫は物件探しに没頭していました。そして、口を開けば自分の店を持つ展望を楽しそうに語っていたのです。
そんなある日、夫が声をかけてきました。
「いいところ見つけたんだ!見てくれよ!」
と、とてもうれしそう。普段は面倒なことはRINさんに任せてしまうのに、今回は自ら率先して内見の電話を入れていたのです。
◇ ◇ ◇
モラハラ夫さんは妻の了解を得て「お店が持てる!」という気持が先走りしているような気がします……。どんな商売をするのか、資金調達や事業計画書など、諸々の準備は始めているのでしょうか。無計画な夫に不安が募るばかりです……。これ以上RINさんに負担をかけないでほしいですね。良い方向に進むことを願うばかりです。