「自分の店を持って自分の思うような商売をしたい」という夫に声援を送ったRINさん。
度重なる転職や無職期間が長いため現状貯金がないこと、目処がたつまで会社を辞めないことなどを忠告し、さらにRINさんは一切手伝わないとキッパリ。
夫はやる気に満ち溢れ、毎日楽しそうに仕事をこなし、合間に物件を探す日々を送っていました。
そしてある日、条件を満たした物件を発見! 早速内見に行ったものの、夫は曇った表情を浮かべて帰ってきたのです――。
その資金、どうするの?
「ただいま」
夫が内見から帰ってきました。RINさんは沈んだ表情の夫を見て「良くなかったの?」と声をかけます。
「物件自体は良いんだけど、大家がすごい感じ悪くてさ……」
「でもすごい良い物件だったよ。RINにも一度内見してもらいたいんだ」
と夫は話します。RINさんは「一切手伝わない」と言ったものの、やる以上はうまくいってほしいという気持ちがあったため、後日一緒に訪問することに。
それから物件の資料をもらったRINさん。その物件は家から遠い場所なうえ、初期費用が約150万という情報が載っていました。
「この150万近い初期費用どうやって捻出するつもり?」
RINさんは夫に迫りました。すると夫は、ドヤ顔で信じられない発言をしたのです!
「カードカード!!カードローン! 借りればいいだろ? ちゃんと稼いで返すから大丈夫!」
この夫の態度にRINさんは怒りが込み上げていました。なぜならそのカードの名義人はRINさん! 過去の借金でクレジットカードを持てなくなった夫は、RINさんのクレジットカードのローンで借りればいいと言っていたのです。
◇ ◇ ◇
「やる以上うまくいってほしい」とRINさんが思ったのは、夫を応援したいということではなく、もし失敗したらRINさんと子どもに被害がこうむると思っていたからなのだそう。資金を貯める努力をせず、RINさんのカードのローンで解決しようとする甘い考えのモラハラ夫さん……。RINさんが怒るのも当然ですね。