分厚く硬くなったかかとは痛みにも鈍感!
かかとのお手入れをしていて一番感じたのは、かかとの角質の厚みが増していたこと。他の部位よりもかかとの皮膚は硬いのはごく普通のことだと思いますが、私のかかとは象の皮膚のようだと子どもが驚くくらい硬いのです。ちょっと爪を立てて押してみても痛さもかゆさも感じませんでした。
思い出すのは母親のかかと。私が子どものときに、こたつの中で40代後半の母のかかとが私の足に当たったときのことを思い出しました。ガサガサしていて硬くて触れた途端痛かったなと。「こんなにかかとって硬くなるのだな」と思った記憶がまさに現在の自分の状況と重なりました。
さらにかかとが硬くてあまり感覚がないので、痛みにも鈍くなっていて、割れていることさえ気付かなかったのではと推測。ひび割れした間から血が流れてきたかかとを見た瞬間、一気に痛みを感じました。
お手入れを間違い痛みが悪化
ひび割れしたかかとは、とにかく歩くのが痛くて、かかとまで地面に接地することができませんでした。私は左足がひび割れしてしまったので、常に右足でかばうように歩いていました。歩き方が明らかにおかしくなるので、極力外出は控えました。どうしても長く歩かなければならない日は、かかとにぐるぐる包帯を巻いて夫の靴を借りて出かけました。
そして、毎日お風呂でかかと用のやすりを使用してガリガリと角質を削りました。角質を薄くすることで保湿が浸透しやすくなり、早くひび割れかかとが治ると思ったからです。
しかし逆効果。1週間続けたことで皮膚が薄くなり、ひび割れの部分は良くなっているのに、かかとが地面に着くと痛さが増してしまいました。
こまめな保湿とかかと用の靴下で改善傾向
1週間たってもかかとが痛かったので、すぐさま角質を削るのをやめてこまめな保湿を徹底しました。気付いたらかかとにクリームを塗り、常に靴下を履いて生活していました。
しかし、就寝時は靴下を履いて寝ても、すぐに無意識で脱いでしまうのが気になり、かかと用の靴下を購入。これはかかと周辺だけを覆う靴下で、かかとの部分が特に厚みがあり保湿してくれるというものです。
日中はかかと用の靴下の上から普通の靴下を履き、就寝時はかかと用の靴下のみを着用。就寝中、たまに無意識に脱いでいることはありましたが、ほぼ履いた状態で朝まで過ごせる日のほうが多いです。3週間たつ今も継続続して使用しています。
今ではすっかりかかとのひび割れは治り、まだすべすべとまではいきませんが、かかとが白くなることはなくなりました。
まとめ
私の硬いかかとができ上がった原因は、加齢と保湿ケアの怠りだと思います。若いころは、肌のターンオーバー(皮膚が生まれ変わるサイクル)が早かったので、保湿せずとも柔らかい皮膚を保つことができたような気がします。
しかし、年齢とともにターンオーバーが滞ることにより角質が厚くなり、ひび割れが起き、痛みにも鈍くなるという負の連鎖が起きてしまったのだと思われます。特に乾燥する季節の肌の保湿は、気になる部分だけではなく、かかとも含め体全体にかけてケアを心がけたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/サトウユカ
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著者:徳 衿唯
最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。