「あの…できればシャワーを…」過酷な状況のなか、入院先で懇願！すると医師の返答は…？ #激烈つわり 2

つわり中、度重なる吐血・嘔吐に違和感を覚え、大学病院で検査をすることになったもしゃもぅさん。診断結果は、「重症妊娠悪阻」。検査に行ったその日に緊急入院をすることになったのです。

それから入院手続きをし、病室は快適な個室。主治医の人柄もよく、安心していたもしゃもぅさんでしたが、主治医からの忠告は「まさか！」の連続で……！？

正式に入院が決まり、今後の治療について説明にやってきた主治医。

「これから24時間点滴になりますので、シャワーはしばらく無しです」

点滴は覚悟していましたが、しばらくの間、シャワーを利用できなくなることに驚きを隠せないもしゃもぅさん。においに敏感に反応してしまうため、「頭皮のにおいで吐くので、できればシャワーを……」と主治医に懇願します。

すると主治医は「様子を見つつ、早めにシャワーできるようにしますね！」と返答。主治医がもしゃもぅさんの切実な希望に寄りそってくれたことに、もしゃもぅさんは大感激。

ほかにも、食事はしばらくの間は絶食、水は飲んでOK、調子がよくなってきたら汁物からスタート、と主治医から説明を受けます。

水を飲むこともできないほどつらい状況に、「自分が食事をする日が来るのだろうか……」と、もしゃもぅさんは心の中で思っていました。

産婦人科の医師によると、重症妊娠悪阻の原因は明らかになっていませんが、hCGというホルモンの分泌が急激に増加するためと言われているそうです。症状には、水を飲んでも吐いてしまう、急激に体重が激減する、トイレに行っても尿が少ない（または出ない）などがあるのだとか。少しでも当てはまることがあれば、無理をせずに早めに受診したほうがよさそうです。また、めまいや立ちくらみも起こりやすいそうなので、移動の際はご家族に付き添ってもらったり、タクシーを利用したりすると安心ですね。 

監修／助産師 松田玲子