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【体験談】その気はなくても生まれてしまう擬似ママカースト【2】

違和感を感じていた教育とお金へのスタンスは、時間が経つごとに明らかになっていきました。それは、各家庭で違うものでどれがいいとか悪いものではありません。しかし、同じ考えのママたちの中でひとり違う考えだとしんどいことも多く、お互いに気疲れしてしまう関係に。けれど子どもが孤立するのではとこわくて、やめることもできませんでした。

 

こんにちは。ママライターの中浦明子です。前回は、ママ友との教育やお金へのスタンスが違うことに違和感を感じたことをお話しました。今回は、違和感を感じたことをより具体的にお話します。

擬似ママカースト【1】を読む

 

小さいうちこそお金をかける考え

 

保育所でできたママ友に共通していたのは、感性が鋭い幼児のうちにいろんな体験をさせてあげて能力を伸ばしたい、そのために多少の出費はOKという考えでした。それが「週末は有料キッズパーク」「習いごとは1~2つ」「ふだん着からいいものを」という姿勢の理由でした。

 

子どもを伸ばしてあげたいと思う気持ちは、とても理解できます。しかし、私は中学~大学までの費用をしっかり準備するために、小学生までは費用を抑えたいと考えていました。

 

ママ友に感じたお金と教育への考えの違い

 

実際にわが家では、勉強は自宅中心で英語はアニメDVD、体を動かすのは公園です。そのことを話すと「えっ、そうなの?」という様子で、おすすめの幼児教室を教えてくれるのですが、「自宅でできるだけやるつもり」と言うとさらに驚いていました。

 

お金に関しても、子どもにかかる費用は「本格的に復帰すればリカバリーできる」と言っており、実際に時短の今でも私の給与を上回ります。格差を実感し、合わせていくのはちょっとしんどいなと思いました。

 

 

お互いにしんどい関係に

 

それは相手も同じです。私がふだん行っている公園やカフェに行くこともありましたが「安くていいところだね~」とはいうものの、早々に切り上げることもしばしば。じょじょに私が参加すると気を使わせてしまう状態になりました。

 

中心的な存在のママがずいぶんフォローしてくれて、表には出しませんが、見下したりと不満もあるようでした。週末行くのをやめたらいいのですが、子どものお友だちがいなくなるのではとこわかったのです。

 

 

いろいろと気遣ってくれて、ママ友には本当に感謝しています。そのため、私もできるだけ楽しい雰囲気にしようと努めましたが、しんどいなと思い始めると無理でした。そんな後悔と申し訳なさが今でもあります。(TEXT:ママライター中浦明子)

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