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【体験談】その気はなくても生まれてしまう擬似ママカースト【3】

子どもの教育とお金へのスタンスの違いから、ママ友とのお付き合いがお互いにつらくなっていきました。しかし子ども同士はなかよく、ママ友と離れたらわが子が孤立するのではと心配。ところが、保育所のほかに居心地のいいサークルを見つけたことで、私も子どもも世界が広がりました。わが子は年齢の違う子どもとなかよくなり、そのたくましさに驚かされました。

 

こんにちは。ママライターの中浦明子です。これまで教育とお金へのスタンスの違いから付き合うのがお互いにしんどくなってしまったママ友についてお話しました。今回は、そんな私が新しい居場所を見つけた話をお伝えします。

疑似ママカースト【2】を読む 

気まずい雰囲気、でも子どもたちはなかよし

 

ママ友とは教育やお金への考え方が違うんだと思っていましたが、だんだんと一緒に過ごす週末がお互い負担になってきました。

 

朝のあいさつや話は普通にしていましたが、一緒に遊ばなかった週明けに「〇〇ちゃん、どうしてこなかったの~?」と聞かれると、苦笑いをするような状況。ちょっとつらいなぁと思っていたのですが、子ども同士は毎朝ぎゅっとハグをして手をつないで走っていくほどのなかよしです。私はどうしたものかと悩んでいました。

 

新しいサークルへの参加

 

そんなとき、近隣に野鳥の観察会があることを知りました。結婚前からの趣味だったこともあり、参加してみると、気さくな方が多くて意外にママと子どもも多い。週末にお弁当を持って集まり、各々が野鳥を観察して、子どもたちは見つけた鳥を絵に描いて……という、のんびりした活動内容の素敵な会でした。

 

子どももはじめは緊張していましたが、気付けば年上の子にいろいろなことを教えてもらい、年下の子の手を引いてなかよく遊んでいました。

 

 

友だちは保育所だけじゃない

 

自然と週末は野鳥の観察会に行くようになり、ママ友と遊ぶ回数は減っていきました。しかし、子どもの様子を見ていると「鳥さん見つけたよ!」と保育所でうれしそうに鳥の話で盛り上がっていました。

 

週末、ママ友の子どもたちと遊ばないことにさみしさを感じるときもあるようですが、わが子は「野鳥観察のお友だちと遊ぶのも楽しい」「小さい子がかわいい」と言ってくれています。保育所の友だちでないとわが子が孤立するのでは、と心配でしたが、わが子のたくましさに驚かされました。

 

 

保育所のお友だちは大切ですが、それだけにこだわらなくてもいいと思います。気を許せる居場所はほかにもあります。無理して付き合っていると、お互いの悪いところを引き出してしまうようでつらい思いをしましたが、今は気軽にお付き合いできています。(TEXT:ママライター中浦明子)

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