娘が生後2カ月ごろ、母乳を飲んだあとに噴水のように吐くことが頻繁に続き、とても悩みました。今回は、私の娘の吐き戻しについてお伝えします。
噴水みたい! 夜中にいきなり吐く日々
私の娘はとにかく母乳をよく飲む子で、飲んでくれた分だけ母乳が作られることから、かなり母乳の出がよかったことを覚えています。
夜寝るときには、添い乳で飲みたいだけ母乳を飲ませていたことも悪かったのかもしれません。そのままげっぷをしないで眠ることもあり、娘は寝入ってからしばらくすると、ゴボゴボと噴水のように母乳を吐くことが続きました。バスタオルが絞れるくらいの母乳の量でとても心配しました。
わが家で実践した吐き戻し対策
ものすごい量の母乳を頻繁に吐く娘のことが心配になった私は、乳児健診で小児科の先生に相談することにしました。ところが、下痢や熱もなく体重も順調に増えていたことから「心配いらない」とのこと。
飲んで吐いてまた飲む……といった繰り返しで、1日中洗濯機をまわす日々でした。吐いたときはのどに嘔吐物がつまらないよう、すぐに横向きにし、その都度着替えさせていました。さらに、吐き戻し対策になるという傾斜がついている枕をインターネット通販で購入して使っていました。
吐き戻し対策をしながら見守ることに
赤ちゃんが吐いてしまうのは、胃の形がとっくり型をしているせいでもあると先生から聞きました。また、私の場合は母乳の出の勢いがよかったことも飲みすぎの原因となり、吐き戻しにつながったのではないかと思っています。そんなときは授乳前に圧を抜く程度に母乳を搾ることも効果的なのだそうです。
乳児期の吐き戻しは、きちんと体重が増加しているかどうかがチェックポイントになるとのこと。そのため、吐き戻しがあるときは、日々の体重増加をチェックしていくといいそうです。わが家の娘はよく吐いたものの、着実に体重が増えていったので、嘔吐物の対処と吐き戻し対策をしながら様子を見守りました。
私の娘の場合、成長とともに吐き戻しが減っていき、生後半年くらいで吐き戻しをしなくなりました。赤ちゃんの吐き戻しには個人差がありますが、心配なときはかかりつけ医に相談するといいですね。
著者:山田孝子
不妊治療を経て高齢出産し、現在は三児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は旅行、仏像鑑賞、モノづくり。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。