入院生活について、看護師さんからさまざまな説明を受けるもしゃもぅさん。
毎日の検温と体重測定、そして尿が出たらそのつど量を記録、便が出たらナースコール……、と何かとおこなうことが多く、入院初日から早くも行き先が不安になりました。そんななか、夫が完璧なフォローをしてくれて、もしゃもぅさんは感激。
夫は仕事が早いだけでなく、あらゆる配慮が行き届いていたのです。
夫の神対応
※誤)看者様 → 正)患者様
看護師さんが退出したあと、入院手続きをしていた夫が病室に戻ってきました。
「入院するのにいろいろと必要だから、一回家に戻ってまたくるわ」と口を開き、「持ってきて欲しいものあったらあとでLINEして」と続け、病院をあとにしました。
夫の仕事の早さや、においに敏感だということを配慮した距離の保ち方に感心するもしゃもぅさん。
一方、もしゃもぅさんはやらならなければいけないことがたくさん!というのも、もしゃもぅさんは社会人。まずは入院することを会社に報告しなければなりません。
もしゃもぅさんの仕事は「派遣保育士」で、派遣元と派遣先の両方に連絡が必要でした。もしゃもぅさんは、最初に派遣元へ報告することに。
8月いっぱいは仕事ができないと事情を伝えると、派遣元は「大丈夫ですよ。現在の派遣先は8月末までの契約なので伝えておきますね!」と言ってくれました。
けれどももしゃもぅさんは新しい派遣先に移動したばかり。そのため「信頼がないうえで、すぐに休んでしまうなんて……」と申し訳ない気持ちになり、契約したばかりなのに派遣元と切れてしまうかも!と不安に陥りました。
もしゃもぅさんは、急に入院が決まったので、仕事のことが気がかりな様子です。入院となると、それまでの生活が送れなくなるので、症状だけでなく、さまざまな不安がつきまとうものなのかもしれませんね。妊娠中は何が起こるかわからないので、入院する可能性なども視野に入れておき、いざというとき何をしたらいいかも確認しておくとよさそうですね。
監修/助産師 松田玲子