「重症妊娠悪阻」と診断され、大学病院で入院生活を送っていたもしゃもぅさん。病室の設備も主治医の対応も申し分なかったのですが、入院中には思わぬ“試練”が度々訪れ、当然その分の“我慢”も強いられます。
そんなつらい状況の中、看護師がもしゃもぅさんにあるお願いをしてきました。
入院中は、やることがいっぱい!
「吐くときはこれに吐いてください」
看護師さんが持ってきてくれた“NEW GERO袋”。
つわり中には欠かせないアイテムですが、何やら普通のエチケット袋とは違うような……。
渡された嘔吐袋を持った瞬間、中からレモンの香りがしたのです!
つわりがつらいもしゃもぅさんにとっては、レモンの香りもつらいものでした。すっかり「レモンの香り=吐く」が脳にしみついてしまったほど……。
それから看護師さんは入院中のお願いを告げます。
毎日の検温と体重測定、さらに尿が出たら毎回紙コップに入れどのぐらい出たかの記入、水分を取ったら飲んだ量の記入、便が出たらナースコール……。やることをたくさん言われ、目が回る思いがするもしゃもぅさんなのでした。
つわりで大変な中、たくさんやることをお願いされたもしゃもぅさん。産婦人科の医師曰く、たとえば尿の検査は、低栄養や脱水症状になっていないかわかったりする大切な検査なのだそうです。結果として脱水症状がある場合は改善のための点滴がおこなわれるのだとか。大変だけれど、症状にあった治療をおこなうためにも、日々の状態を把握しておくことは必要なことなのですね。もしゃもうさんが1日も早く、回復しますように。
監修/助産師 松田玲子