息子の偏食にイライラ…これは私のせい?
息子が生後5カ月になってから離乳食スタート! 最初は順調に進んでいましたが、1歳の誕生日を過ぎたころから、息子の食への興味がだんだんと薄れていったのです。料理が苦手な私は、味付けや盛り付けに工夫を凝らして頑張っていたのに、息子はごはんを口に入れては吐き出す始末。心配とイライラが重なり、食事の時間がだんだんと憂うつに感じるようになってしまいました。
ある日、いつものように「いらない!」「きらい!」を連呼する息子に、とうとう感情が爆発。私は、ついに息子の食事を床に投げつけてしまったのです。そんな感情的になった私の姿を見て息子は驚き、泣き出してしまいました。それ以来、私は「料理が苦手だから息子が偏食になったのでは……」と自分を責めるように。
そんな日が続き、ふと思い立ってSNSを見てみると、私と同じように子どもの偏食に悩んでいる人がたくさんいることを発見。また、市の栄養指導へ相談に行ったところ、「身長と体重も順調に増えているから問題ない」と言ってもらえました。
この2つの出来事から「偏食もこの子の個性」とおおらかに考えられるようになり、市販のベビーフードや、簡単に作れる物も積極的に取り入れるように。3歳になった息子は相変わらず偏食気味ですが、食べなくても誰かを責めたりしないことで気がラクになり、以前よりは食事の時間を楽しく感じられるようになりました。
著者:後藤愛子/20代女性・会社員。小柄な早生まれ男児を育てる、第2子妊娠中のアラサーママ。在宅ワークをこなしがら、苦手な家事や育児に奮闘中。
作画:becomachi85
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています