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たった3つのワードでトラブルが回避!楽しく公園遊びをするための覚えておきたいマナーとは?

保育士の中田馨さんが、公園やお外で遊ぶ時に気をつけておきたいことについて教えてくれました。
暖かい季節となり、子どもを連れて公園などの外遊びをする機会も増えてきましたよね。しかし、子どもが多く集まる公園では子ども同士やママ友との間でトラブルが起きてしまうことも…。よくあるエピソードなどもご紹介しているので、ぜひ確認しておきましょう!

外遊びイメージ

こんにちは!保育士の中田馨です。4月に入り、日中は外でも過ごしやすい季節になりました。寒い時期はなかなか外遊びができなかったご家庭も、お散歩や公園へ出かける機会が増えることでしょう。

今回は、公園で遊ぶ時にママが気をつけておきたいことについてお話しします。

 

遊具の使い方は周りのお子さんの様子を見ながら

公園は、当然のことながらみんなが遊ぶ場所です。例えば、公園に自分とお子さんの2人だけであれば、遊具を自由に使って遊んでもよいと思います。しかし、他のお子さんがいたら話は別です。遊具は定番の使い方をする方がよいでしょう。

例えばすべり台。定番の使い方は、「階段から登って滑る」ですよね。しかし子どもは滑る方から登りたくなるものです。これが、自分とお子さんの2人だったらしてもよいでしょう。しかし、他のお友だちが滑り台を使っているときはやめた方がよいでしょう。滑り台の坂を登ろうとしたときに上からお友だちが滑ってきたら?とても危険ですね。遊具を定番の使い方をすることは、公園にいる子どもたちが安全に遊べる方法でもあるのです。

 

子どもが乱暴したときは注意をする

公園で遊んでいると、どうしてもお子さん同士のおもちゃの取り合いをしたり、お友だちを押したり、叩いたり…などのトラブルが起こりがちです。1~3歳ごろのお子さんであれば、子ども成長するうえでの過程でもあるので誰にでも起こりうることなのですが、自分の子どもが少し乱暴なことをしても、何も言わない親御さんもいらっしゃるようです。「誰にでも起こりうること」とはいえ、「何も言わない」のは違いますよね。

例えば、子どもがお友だちを押したら?「お友だちを押したらダメ!」と子どもに伝える必要がありますし、押されたお子さんにも「ごめんね。びっくりしたよね」など声をかけた方がよいでしょう。この一言があるのとないのとでは、全く違います。お互いにこの一言があるからこそ、「お互い様だから、大丈夫だよ」という気持ちが生まれるものです。

 

お子さんは「かして どうぞ ありがとう」を!

公園で遊ぶことは、子どもにとって家族以外の人との人間関係を学ぶことでもあります。子どもたちがお友だちと関わる時に、言えると素敵な言葉があります。それは「かして どうぞ ありがとう」の3つの言葉です。

お友だちのおもちゃが気になったら「かして」と言います。逆にお友だちが「かして」と来たら、「どうぞ」と言えるとよいでしょう。さらにそれぞれ貸してもらったら「ありがとう」と言います。この3つの言葉は聞いているだけで気持ちがよい言葉です。この3つの言葉があるとないとでは、受けた側も言った側も気持ちが全く違います。是非ともお子さんにも言えるようになって欲しいものですね。しかし、この3つの言葉、お友だちの前で急に言えるようになるものではありません。普段の家族との生活の中で使うからこそ、身に付くものです。子どもだけに「“かして”って言うのよ」と言うのではなく、子どもは大人の姿も見ていますので、大人同士も「かして どうぞ ありがとう」と言っている姿を見せてくださいね。

 

ママは勇気を出して挨拶を!

皆さんに向けて、ママ友とのお付き合いの方法なんて書いている私ですが、実は人見知りのためママ友づきあいはとっても苦手です。初めてお会いするママさんに挨拶しようかどうしようか悩んで、勇気を出せずに挨拶しなかった。なんて経験もあります。もちろん、公園へ遊びに行くからといって、無理に誰かと仲良くなる必要はありません。ですが、同じ「公園」という空間にいるのに、何も言葉を交わさないことは何だかむず痒い感覚になることもあるでしょう。私の経験上、最初に挨拶をしなかったら次からの挨拶はもっとしづらくなります。ですので、知らないママさんであっても「おはようございます!」と勇気を出して挨拶することをおすすめします。もしできるのであれば、挨拶のときはニッコリ笑顔で!それだけで、何だかお互い気持ちのよい気分になれるものです。

 

 

 


公園にいる親同士がほんの少し心がけることが、子どもにとって楽しく安全な環境になります。春の気持ちよい気候の中で、目一杯公園で遊んでくださいね!


 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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