すんなり終わった検査。しかし着替えようとすると…
お姉さんに誘われ、バス内でおこなわれる無料の子宮頸がん検診に訪れたにゃちさん。ドキドキしながら内診台にあがると、医師の「それじゃあ検査しますね」という掛け声とともに検査が始まったのですが……。
医師の「じゃあ始めますね〜」の掛け声とともに、何かの器具が腟内に挿入されます。これは細胞診(専用のブラシやヘラで子宮頸部をこすって細胞を採取し、その細胞を顕微鏡で調べる検査)といい、数秒ほどで終わる検査です。ブラシでこすっている最中、ふいに医師が「あっ」と声を漏らします。
その後、「ちょっとだけ出血があるけどすぐに止まるからね〜」と案内され、子宮頸がん検診は終了。緊張したわりに痛みもなく、思ったより早く終わったことで、にゃちさんは「なんだ、楽勝じゃん!」と安堵しました。しかし、着替えようとしたときに下着のクロッチ部分にヌルッとした感触があり、ふと見てみると……そこには鮮血が付いていたのです。
実は、子宮頸がん検診を受ける際の注意事項として、「検診後は少量のにじむような出血が2〜3日間続く場合がある」のだとか。細胞診の過程でブラシやヘラで子宮頸部をこすったとき、まれに出血をしてしまうケースがあるそうです。どうやら、にゃちさんも細胞診のときに出血してしまったようですね。
出血があった場合の対処法としては、出血は数日で止まることがほとんどなので、まず数日間は様子見となります。数日経っても出血が続いたり、出血量が増えたり、腹痛や発熱が見られたりした場合は、医師に相談が必要となります。子宮頸がん検診を今後受けられる予定がある方は、出血があったときに慌てないためにも、覚えておくといいかもしれませんね。
監修/助産師 松田玲子
※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
にゃちさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね!
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