娘が哺乳びんを拒否!ママの体質を見直すきっかけに
生後2カ月の娘は母乳だけでは足りず、育児用ミルクと混合育児をしていました。ある日、娘に哺乳びんでミルクを飲ませようとしたところ、突然嫌がり「べー」と吐き出してきたのです。「飲ませ方が悪いのかな」と何度かトライ。しかしまったく飲もうとせず、ついには泣き出してしまいました。突然のことに困惑しながらも、一旦哺乳びんはあきらめ母乳を飲ませました。しかし、母乳だけでは量が足りません。「なんとか哺乳びんで飲ませないと!」と思い、ネットで調べて、評判のいい哺乳びんを試しては拒絶される日々。ついには唇にゴムが触れただけで娘は大泣きしました。
哺乳びんで育児用ミルクを飲まなくなって2日。母乳の量はまだ足りず、1日中ソファで授乳する日も。寝ているとき以外母乳を飲ませている状態に「なんで哺乳びんで飲んでくれないの……」と疲労困憊でした。疲れ果てた私を見かねた夫から「できる家事は俺がやるから、授乳に集中しなよ」と提案が。「こんな状態では、娘も私もダメになる」と哺乳びんはあきらめ、完全母乳への切り替えを決意しました。
その日からネットや友だち、助産師さんから集めた情報をもとに、睡眠時間の確保、バランスの良い食事、体を温めるなど、母乳が出やすい体づくりを実践。
夫の協力や体づくり、頻回授乳の甲斐あって3週間後には完全母乳での育児が可能に。完全母乳になるまでは、家事ができないイライラや疲れもありましたが、「家事と育児の両立は無理!」と一旦割り切り、授乳を最優先にした生活に切り替えました。すると精神的にもだいぶラクに。娘が哺乳びんを拒否したことで、結果的に私は、脂分や糖分を控えたバランスの良い食生活を送れるようになりました。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
作画/ひのっしー
監修/助産師 松田玲子
著者:若葉みゆき
12歳・9歳・6歳の3人の子どもを育てるママ。40歳を過ぎてから体調が万全の日が年に数回しかないのが悩みの種。子どものパワーに圧倒されながらもなんとか日々暮らしている。