映え写真を撮ることが好きな妻
普段から外食先の食事や訪れた観光地の写真を撮ることが好きな私。最近では、SNS映えや推し活として好きなキャラクターのぬいぐるみと一緒に写真を撮ることもあり、趣味として楽しんでいるのですが、夫はそれを理解してくれません。
料理や景色の写真を撮っている私に対して「なにしにきたの?」「写真を撮るために料理を注文したの?」と、嫌味を言ってくるのです。
理解できないと言う夫
せっかく楽しんでいるのに、目の前で嫌な顔をされては気分が下がってしまうので、ある日夫に「どうしてSNS映え写真が嫌なの?」と聞いてみることにしました。
すると夫は、「何枚も写真を撮ってせっかくの料理が冷めてしまうのが嫌」「写真映えのために何品も注文して捨てる人がいるのが嫌だ」と、SNS映え写真を嫌う理由を教えてくれました。そして、映え写真を撮る原因になるSNS自体もトラブルになることが多いため嫌いだと教えてくれたのです。
たしかに、写真にこだわりすぎて料理を冷ましてしまったり、SNSで映えるために食べきれない量を注文したりする人がいるのも事実です。私もそういった行為には賛成できません。
私は夫に、「私は料理を冷まさないように写真は1〜2枚しか撮らないし、映えのために料理を多めに注文したりしない。自分の記録として残しておきたいし、友人みたいに映え写真をSNSに投稿したいから撮っている」と話しました。
すると夫は、「俺には気持ちがわからないけれど、周りに迷惑をかけないくらいであればいいんじゃない?」と言ってくれました。
お互いを思いやることに
どうやら夫はニュースなどで見かけるSNS映え写真の問題から、SNSそのものを「悪」だと思っていたようです。
SNSは使い方を間違えるとトラブルの原因にもなってしまうので、夫の考えがすべて間違いだとは思いません。しかし、友人がおしゃれな料理やスイーツをSNSに投稿しているのを見ると、私もSNSに映え写真を投稿したい!と思ってしまうのも事実です。
私は現在、写真は数枚に抑える・映えのために注文して残したりしないなど、夫との約束を守りながら料理や景色の写真を撮って楽しんでいます。
夫は今でもSNSをあまりよく思っていないようですが、私が写真を撮っている間は嫌味を言わずに待ってくれるようになりました。
お互いの意見をぶつけ合うだけでなく、なぜ嫌なのかを聞くことでお互いの妥協点を見つけることができました。
夫に「だからSNSはダメって言ったじゃん!」と怒られることがないように、マナーを守ってSNS映え写真を楽しみたいと思っています。
著者/やん子
イラスト/赤身まぐろ
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