出血をしていたことに不安を覚えたぷよ子さんは産婦人科を受診しました。母子ともに異常はなかったものの、医師からは妊娠初期の染色体異常による流産は仕方のないことで、どれだけ注意しても防ぐことができないと説明をされました。
赤ちゃんに何もなくてよかったとひと安心しながら帰宅したぷよ子さん。Z夫さんも仕事から帰宅し、ぷよ子さんはとあることをZ夫さんに相談しました。
夫と染色体異常について話し合うと
高齢出産について調べていたとき、流産や難産などさまざまなリスクがあるという情報を目にしました。
高齢出産のリスクが高いのは事実で、私も先生から「赤ちゃんは順調に育っているが、9割大丈夫としか言えない」と言われてしまいました。
もしかしたら残りの1割である「大丈夫じゃない」ことが起こってしまうかもしれない……。そう思うと不安な気持ちもありましたが、どんなことがあっても受け入れるしかないんだと気を強く持つことしかできませんでした。
そして、染色体異常について話題に上げないようにしていましたが、意を決してZ夫さんにもし染色体異常があったらどうするか聞いてみることにしました。
もし小豆に染色体異常があったらどんな形で異常が現れるのか……それは私たちにはわかりません。私は染色体異常があるということの本当の大変さを理解していないでしょうし、世の中にはいろいろな意見があると思います。
それでも私はおなかの中にある命を感じて、失いたくないと思っています。Z夫さんも「そうだったらそうだと、受け入れて生きていけばいいんじゃない?」と私と同じ気持ちでいるようでした。
人にはその人の人生があって、その分だけたくさんの考え方があります。その中でも私たちは「小豆がどんな個性を持っていても受け入れる」という選択をすることにしました。
さまざまな物事に対して皆さんが異なる意見を持っているように、妊娠や出産に関する考え方も十人十色です。ぷよ子さん夫婦は「自分の子どもにどんなことが起こっても受け入れる」という大きな決断をしました。ぷよ子さん夫婦がこの選択をしてよかったと思えるよう願うばかりです。
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