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「妻にするなら看護師!」事あるごとに看護師を持ち上げる夫に妻は大激怒!

夫は真面目で子煩悩。基本的にはやさしくおもしろい人で、特に大きな不満はありません。強いて挙げるとすれば「女性の仕事は看護師が最強」と、看護師という職業を過剰に持ち上げるところ。医療・看護の業界とはまったく無縁の私は落ち込むことが多々あります。頻繁(ひんぱん)にそのことを口にするため、悲しい気持ちを通り越して次第に腹が立つようになったのです。

 

看護師は最強の職業!?

「妻にするなら看護師!」事あるごとに看護師を持ち上げる夫に妻は大激怒!

 

 

「妻にするなら看護師!」事あるごとに看護師を持ち上げる夫に妻は大激怒!

 

夫の同僚の奥さんは看護師!

新卒で入社した会社で販売業に従事していた私。勤務年数は10年以上と長かったこともあり、ささやかですが役職もついていました。

 

しかし、土日の休みが取りづらいことや、そもそも産休・育休を取得した人がほとんどいないことなどが理由で、上の子の出産を機に退職することに。

 

せっかく積み重ねてきたキャリアを失い、悔しい思いもありますが「いずれまた正社員として企業で働きたい」そんな気持ちで子育てに励む毎日です。

 

そんな中、夫がよく口にするようになった話があります。「同僚は、奥さんが看護師だから稼いでくる。お金に余裕があってうらやましいな」「看護師が奥さんだったらラクできていいよね」など、妻の職業が看護師だとラッキーという内容です。

 

さすがに夫は「看護師と結婚すればよかった」などとは言いませんが、なんだか遠回しにそう言われている気がして……。私は度々気分を害するようになりました。

 

妻にするなら看護師と考える理由

夫が「妻にするなら看護師」と考える理由は多々あるようです。率直に言えば、「看護師は稼ぎがよい」から。

 

専門学校卒か大卒か、夜勤があるかないか、そして勤務する病院にもよると思いますが、中小企業で勤めていた当時の私と比べても、明らかに看護師という職業は収入が多いでしょう。

 

また、「資格があるので就職に困らない」ことも、夫が妻にするなら看護師がよいと考える理由の一つ。夫は国家資格を持たない子持ちのアラフォーである私は再就職も難しいだろう、と常々言ってきます。

 

たしかに、現実は厳しいとは思いますが、私に能力がないと言われている気にもなり、その発言自体にもモヤモヤしていました。

 

そして、おそらく夫が「看護師が最強」と考える最大の理由は「母親が元看護師」だからです。元看護師である義母は、夫が子どものころも夜勤をこなすなど精力的に働いていました。

 

夫は「母さんは看護師で夜勤もあって、寝る時間が少なくても弁当を作っていた」「もしかしたら、父さんよりも稼いでいたかもしれないな」など、義母を尊敬していることがわかる発言をよく口にします。

 

義母はやさしく気立てもよく、私も大好きな存在です。夫や夫の兄弟が成人してからも看護師を続け、還暦前まで町のクリニックで働いていたという話も聞き、本当に頑張ってこられたのだと思います。

 

しかし、元看護師で稼ぎがよく、かつ家事や育児もこなしていた義母と、この先大して稼げないと思われている私とを比較されている気持ちに……。この点についても、私はモヤモヤしているのです。

 

 

ついに激怒した私

夫は、看護師の妻がいる同僚の話や、義母が看護師として働いていたから家が安泰だったなどの話から、たびたび「妻が看護師だと得」「女の仕事は看護師が最強!」と言っていることはまだ我慢ができていました。

 

しかし、自分の息子にまで「お嫁さんにするなら看護師さんがいいよ~!」と言うようになったのです。

 

看護師という職業はたしかに素晴らしく、特にコロナ禍では自らの命の危険も顧みず必死に働いている姿を見聞きし、尊敬しています。責任のある仕事でもあるし、仕事内容を考えれば私より給料が高いことも理解できます。

 

ですがそれとこれとは話は別です。どのような仕事も、何かしら社会の役に立っているのだから仕事に優劣をつけるものではないし、働きたくても思うような職業に就けない人もいる。

 

私のように出産や子育てを機に長く勤めていた会社を退職し、キャリアを諦めなくてはならない人もいるのに……と、やたらと看護師を持ち上げる夫に怒りがふつふつ。

 

とうとう私は、「そんなに看護師がいいんなら、なんで販売業に就いていた私と結婚したの? 私と離婚して、看護師と再婚すればいいじゃん!」と激怒したのです。

 

普段あまり怒らない私が大激怒したため、慌てる夫。私も少し冷静になり「お義母さんも看護師でたしかに稼ぎはいいし、評価に値する仕事。でも、あまりにも言われ過ぎて悲しくなるよ」「看護師ではない私は価値がないみたいに言われている気分になる。相手がどんな気持ちになるか、もう少し考えて発言したら!?」と言いました。

 

まとめ

それ以来、夫が職業についてあれこれ言うことはあまりなくなりましたが、たまに話の端々に出てきます。「人の考えは簡単には変わらない」と諦めた私は、聞き流すことにしています。「いつか、夫の収入を超える大逆転をしてぎゃふんと言わせてやる!」と心の中で闘志を燃やしながら……。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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著者:内野みお

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