まぶたが重くて目が開かない
私はもともと腫れぼったい二重まぶたの持ち主です。しかしここ数年は、以前にも増してまぶたがとても重く目が開きにくいと感じていました。そして明らかに30代のときよりまぶたの皮膚がたるんでいる!! そのことに気付いたとき、大変ショックを受けました。
目を開けるときにまぶたがじょうずに持ち上がらず、眉毛を上げるのが癖になっています。そのせいで、おでこに横ジワもできてしまいました。頑張って生きてきたな~。そろそろメンテナンスのお年ごろだな。そう感じた私は、まぶたのたるみ治療について調べることにしました。
形成外科、美容外科、美容皮膚科などのホームページを見てみたところ、私が希望するまぶたのたるみ治療方法は大きく分けて2つありました。
・レーザー治療
・眉下切開
たるみを取る効果が大きいのは、後者のたるんだ皮膚を切り取る眉下切開だそう。顔にメスを入れるには覚悟が必要で、なかなか決断できなかった私は、まずは眉下切開の詳細を知るために美容外科でカウンセリングを受けることにしました。
美容外科で想定外の診断が!
2つの美容外科でカウンセリングの予約をしました。数ある中からその2つの病院を選んだ理由は
・眉下切開を得意とすることが明記されている
・デメリットもしっかり伝えている
・手術を担当する医師が明確になっている
・料金体系
などです。
ネットから予約を取り、いざ1つ目の病院へ。その医師は私の質問に答えるのが少し面倒くさそうで、かつ事前に記載した問診表の内容に目も通していないようでした。そして、手術費用の見積もりはホームページに記載してあった金額の2倍以上の約78万円!! あれ? ホームページの料金表では33万円くらいだったよね? 私は、満面の笑顔で「検討します」と言って退散しました。
数日後、気を取り直して2つ目の病院へ。その医師は、私の要望にひと通り耳を傾けて聞いてくれました。その後、医師は私のまぶたを何度も触って眉やまぶたの動きをiPadで撮影してからこう言ったのです。
「これ、眼瞼下垂(がんけんかすい)だね」
眼瞼下垂? それは、眉下切開を調べていたときにかなりの頻度で目にした言葉。ただ、私には関係ないと思って、まったくノーマークでした。私は、素人判断の恐ろしさを知りました。
手術するならどの病院? 悩んだ末に決意
2つ目の病院の医師によると、
・眉下切開は眼瞼下垂を治療して、それでもたるみが気になるならおこなうということで良いのでは?
・自費診療だと治療だけでなく自分の好みのデザインにすることができる(保険診療は治療のみ) とのこと。
ちなみにホームページに記載の金額は40万円でしたが、私の場合の見積金額は約60万円でした。
眼瞼下垂なら一般の眼科でも治療できるのでは?と思い、今度は眼科を調べることに。ただ、保険内の治療だからといっておかしな見た目になっては困ります。そこで、審美的な要素も大切にしている眼科を探して、診察を受けました。
その眼科でも眼瞼下垂と診断され、保険適用で手術が可能となりました。手術費用は、両目で5万円ちょっと! しかし、加齢によるたるみは保険では調整ができないとのことでした。
60万か5万か、どうする?
一旦検討することにして、2日ほど考えました。
結果、最後に行った眼科で手術することを決意。
理由は、
・治療と審美に対する医師の熱意とこだわりが感じられた
・予約しても2時間待ちという混雑の中でも丁寧に診察
・看護師さんたちも素晴らしく丁寧
今回は保険診療で眼瞼下垂を治療し、その後もたるみが気になるようであれば、また検討しようと思いました。手術はまだ数カ月先の予定ですが、自分が選んだ医師を信頼して治療を受けていきます。
まとめ
最初は加齢によるまぶたのたるみだと思っていたものが、実際には眼瞼下垂という病気だとわかりました。素人判断は本当にあてにならないと実感した経験です。
また、今回いろいろな形成外科、美容外科、美容皮膚科を調べてみて、美容に関しての悩みを解決するさまざまな病院があること、またホームページだけでは正しい情報は得られないということがわかりました。あふれかえる情報の中から、有益な情報を自分で選び取っていく大切さも学んだ出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/村澤綾香
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!
著者:トラノコ
23歳と5歳の子を持つバツ2のシングルマザー。子宝に恵まれたが、結婚生活が上手にこなせない。お姑さん達とは今でも仲良し。現在、子どもたちと気楽に暮らしている。