夫に「一度物件を見てほしい」と言われたRINさんは、仕方なく後日内見しに行くことにしました。
そして内見当日――。お店は古いながらも清潔感があり、雰囲気も良く、大家さんもRINさんと子どもにとてもやさしい人でした。夫はこの物件にすることを決意します。
夫にこれまでの自分勝手な行動の代償を払ってもらおうと考えたRINさん。夫にある提案をしました。すると夫は焦り出して――!?
考えに考えた末、家を手放す!?
「この家だけど、負債でしかないから、こんな家捨てましょ」
RINさんは夫に真剣な表情で告げました。
突然のことに戸惑う夫。そして震えながら聞き返してきました。
「す…捨てるってどういう意味?」
「俺が何十年もローンを組んで買った家だぞ?そんな簡単に…」
契約を決めようとしている物件はRINさんの実家から近い場所にありました。最初は何かと大変で子どもの育児を考えると、実家に同居させてもらうのが一番良いと考えたのです。
「そうなるとこの家では生活しないから、家を持ってる意味ないよね?」
「これから先何十年もローン支払う価値ないよね」
夫に強い口調で圧をかけます。
そして苛立っている夫に向かって、
「以前滞納してたローンは催促来ない程度に払っているだけで、6カ月くらいは滞納してるから」
と、衝撃の告白をしたのです!
◇ ◇ ◇
モラハラ夫さんの「離婚したい」発言に怒りが頂点に達したRINさん。自宅はもともとモラハラ夫さんが購入したもので、RINさんは関わりがないのでどうなっても痛くなかったのだそう。今できる精一杯の仕返しをしたようです。自宅を手放したくないモラハラ夫さんにはかなりこたえたのではないでしょうか。