実家に引っ越すことは、まだRINさんのお母さんは知りません。RINさんは、自営業を始めることや開業資金をお母さんに貸してもらいたいということをすべて夫の口から説明するようにと要望しました。
夫は渋々受け入れ、RINさんの実家へ行くことに。そして……。
突然の報告に母親が出した答えは?
RINさんの実家へ向かい、夫は自営業をすること、そのため開業資金を貸してほしいことを自分の口から義母に説明しました。そこに「離婚したいって言い出すほどやりたいことらしい」とRINさんが付け加えます。
義母は突然の報告とお願い、そして離婚というワードに困惑した表情……。
夫の顔をじっと見つめ、深いため息をついたあと、心配した表情でRINさんに質問しました。
「開業資金を出せばなんとかなるの? 家の方は処分できるの?」
RINさんは「大丈夫」と笑顔で答えます。そんな娘に「頑張りなさい」と言葉をかけ、同居すること、資金を貸すことを受け入れてくれたのです。
会社勤めになっても、くだらない理由をつけてすぐ辞めてしまう夫に、毎日ビクビクしていたRINさん。実家暮らしになればその不安も解消されますし、息子にとっても良い環境だと思っていました。
◇ ◇ ◇
モラハラ夫さんはRINさんのお母さんに説明した以降、一言も言葉を発さなかったそうです。バツが悪くなるとだんまりするモラハラ夫さん……。RINさん曰くこれはいつものことなのだそう。しかしさすがに最後の元気のいい「ありがとうございます」には笑ってしまったと言います。RINさんの希望通りにお母さんが承諾してくれたとはいえ、不安や複雑な思いも抱えているはず。両親との同居生活で少しでもストレスが緩和されますように。