どうにかトイレを出て、ようやく姉と合流!
お姉さんに誘われ、バス内でおこなわれる無料の子宮頸がん検診に訪れたにゃちさん。内診台にあがって検査を受けたのですが、専用のブラシで子宮頸部の細胞を採取する際に、出血してしまいました。検査後、出血量に驚いたにゃちさんはトイレの個室で迷走神経反射のような反応を起こし、頭がクラクラして立ち上がれない状態に。それでもどうにかトイレから脱出し……。
しばらく休んでいるうちに、どうにか立ち上がれるようになったにゃちさんは、まだフラフラの状態ではありますが、ゆっくりとした足取りで手すりに掴まりながらお姉さんの姿を探します。そして、ようやくお姉さんと合流。顔面蒼白になったにゃちさんを見て、お姉さんは「どうしたの!?」と慌てた表情です。そのあと、お姉さんは「ちょっと休もう」と言ってにゃちさんの体を支え、横になれる場所へと連れて行ってくれました。
お姉さんが買ってきてくれた飲み物を飲みつつ、横になってしばらく休むことにしたにゃちさん。数分ほど経つと、めまいや視界不良はなくなり、ひとりで帰れるほどにまで回復したので、このあとは自分で車を運転して帰宅したそうです。
今回、お姉さんに誘われた子宮頸がん検診で出血してしまい、そのショックで迷走神経反射を起こしてしまったにゃちさん。迷走神経反射は、有名な例でいうと「注射をされる恐怖で意識を失う」といったケースがありますが、きっかけは人によってさまざまです。にゃちさんの体験談から、子宮頸がん検診による出血がきっかけで、迷走神経反射が起きてしまうケースもあるとわかりました。
にゃちさんが今回受けた子宮頸がん検診は、子宮の入り口に器具を入れたりはするものの、ほぼ痛みのない検査と言われています。にゃちさんのように検診後に出血するケースもありますが、あくまで少量で、数日のうちにおさまるものです。にゃちさんは今回の検診で出血トラブルに見舞われてしまったものの、子宮頸がん検診そのものは怖いものではないのだと、皆さんには覚えておいていただけたらと思います。
監修/助産師 松田玲子
※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
にゃちさんのマンガは、このほかにもInstagramで読むことができます。ぜひチェックしてみてくださいね!
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