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「救いがない…」強引で非常識な園長&理事長が黒幕だった!? #保育士さんが一斉退職した話 6

【保育士さんが一斉退職した話 第6話】2017年1月、妊娠27週で930グラムの息子ねこ太くんを出産した鳥野とりこさん。1年後、ねこ太くんの集団生活の許可が主治医から下りたことを機に、新設の保育園に入園を決意。しかし、その保育園は保育士の退職が後を絶たないトンデモ保育園だったのです。そうとは知らず、好条件がそろった保育園への入園を決意したものの、開園後半年で4人が突然退職する事態に。さらに、信じがたい事実が明かされます。

退職者が相次ぐ保育園で、いつも優しい保育士さんたちが怖い顔で園長を見ていたのに気づいた鳥野さん。「やっぱりスタッフ間で何かある」と確信します。さらにもう1人の保育士さんも退職することになり、もう我慢の限界。安心してねこ太くんを預けるため、退職者が後を絶たない理由を「聞く!」と決意して保育園に向かった鳥野さんですが、さらに追い打ちをかける出来事が……!?

 

止まらない一斉退職! その原因は…

保育士さんが一斉退職した話6

 

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保育士さんが一斉退職した話6

 

一連の騒動の原因をたずねようとした鳥野さん。しかし、数少ない開園当時からの保育士さんまで退職を宣言。おまけに他の先生と看護師さん、栄養士さんも辞めることを一気に告げられ、強いショックを受けてしまいます。

 

「一斉退職の原因って、もしかして園長先生ですか?」

 

ようやく核心を突くことができた鳥野さんに、真実が明かされました。園長から、保護者に対して退職の挨拶さえ口止めされていた先生が、すべてを話してくれたのです。

 

保育士資格を持たないクセ強園長は、現場に入ってベテラン先生を怒らせ、加工肉にこだわって栄養士さんや看護師さんと揉め……。さらに、胸ポケットにタバコ&片手にスマホの状態で子どもと接する態度に保育士さんたちも困り果て、理事長に訴えたとのこと。ところが理事長は、人選にケチをつけられたと立腹。園長と一緒に、保育室にそぐわない絵を飾るなど聞く耳持たずのようで、本当に救いがない状況だったのです。

 

残った保育士さんたちで、環境改善のため役所の保育管理課に訴えるなど頑張ったそうですが、改善の見込みはゼロ……。そのことが職員の一斉退職につながったようでした。

 

何かあるとは思っていたものの、ここまでの事態に陥っていたことを知ると、鳥野さんのように動揺してしまう気持ちは理解できます……。大切なわが子を預ける保育園は、信頼の上に成り立つ関係であってほしいからこそ、このままにはしておけないですよね。こんなとき、みなさんならどんな一手を打ちますか?

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター鳥野とり子

    2017年1月に27wで930グラムの息子ねこ太を出産。Instagramにて、早産に至ったエピソードや、保活のお話、発達障がいのお話を描いています。

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