保育士さん他スタッフの一斉退職の原因は、やっぱりあの強引で非常識な園長でした。おまけに理事長も同類のよう。残ったのは超天然の先生1人で、あとは新任の知らない保育士ばかり……。不安要素ばかりで改善の見込みもない保育園に、これ以上ねこ太くんを預けるわけにはいかないと思うようになり……!?
わが子を預け続ける? 休職? 退職?
ほんわかB先生は、一連の出来事にまったく気づいていない超天然の先生だったよう。それはそうと、翌日どんな保育士が来るのか、園長の意向で引継ぎすらできないとのこと。辞める先生は悪くないので「謝らないでください!」と抱き着いた鳥野さんですが、「まじで明日からどうしよう……」という不安に駆られます。
一晩悩みましたが、休職も退職も本意ではありません。いずれにしても一度出勤し、上司に説明する必要があります。「良い保育士さんが来てるかも」とわずかな望みをかけて登園したところ、またも驚愕の事態が発生します。
なんと、見知らぬ新任保育士さんは自己紹介もせず、「お預かりしますね」だけの対応。引継ぎもなしで? さらに、唯一残っていたあのB先生は今日お休みとのこと……。
ずさんな対応に堪忍袋の緒が切れた鳥野さん。ですが、せっかく復帰できた仕事を手放すこともできず、鳥野さんは感情を抑えつつ、ひとまず出社することにしたのでした。
ここまでくると、園長先生の対応をはじめ、保育園全体として子どもを預かるということに対し責任感や薄いと感じてしまいます。信頼関係をなくして大切なわが子を預けられるわけがないことを、保育者として園の運営者として自覚してほしいですね。