長男くんに触らせようとすると、先ほどまでおとなしかった子猫の態度が一変。明らかに先ほどまでとは違って鋭い目つきでファイティングポーズをとって来たのです。
お義母さんから「さわれたかしら?」と問われると、gachaさんは咄嗟に「はいッ!」と嘘をついてしまいました。
子猫をほめたり、名前を聞いたり、なんとか誤魔化してその場を乗り切ったのですが……?
別れ際、子猫がついに子どもを…!?
「今日はありがとうね。楽しかったわ。また遊びに来てね」
お義母さんにそう言われ、遠慮がちに返事をするgachaさん。
「猫ちゃんがいつでも待ってるからねぇー」
gachaさんは苦笑いで誤魔化すしかありませんでした。
そしてgachaさんが帰ろうとしていた、まさにそのときでした。
子猫が鋭い爪を出し、長男くんを抱いている抱っこひもに爪をガッとたてて来たのです。
そんな子猫を見て義母は……
「まだ離れたくないのね。大丈夫よ。またすぐに会えるからね~。かわいい子ね! 大チュキィー!」
と言いながら頬でスリスリ撫でるのでした。
義母の家を出るというときに、長男くんを抱いた抱っこ紐に子猫が爪を立てて来ました。義母は爪のことに気づいていないのか、子猫が孫と離れたくないのだと勘違いして愛でています……。何はともあれ、長男くんが怪我なく無事に帰れてよかったですね。