水いぼができた娘
皮膚科を受診すると、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)、いわゆる水いぼとの診断でした。ひとつひとつの水いぼを取り除く処置には、麻酔のテープを使用することもできるのですが、それでも多少の痛みが伴うことと、すべての水いぼを取り除いても、またできる可能性があるとの説明を受けました。
幸い娘は水いぼをかゆがっておらず、服を着てしまえばそれほど目立たなかったため、処置はせず様子を見ることに……。
いろいろ試したが……
私は最初、娘の水いぼが気になって、いろいろな方法を試しました。保湿をしたり、木酢や竹酢を試してみたり。しかし娘の水いぼは一向に減る気配が見られませんでした。水いぼとの闘いも、長期戦になると私も慣れてしまい、ケアも怠りがちに。
それから半年後、水いぼの存在が当たり前になっていたころです。ふと気がついて娘の全身をチェックすると、水いぼはきれいさっぱり消え去っていました。
皮膚科の先生から、子どもの体内でウイルスに対する抵抗力がつくと水いぼは自然消滅すると聞いていたので、そのうち消えるかなとは思っていました。しかしあんなに広がっていたのに、こんなにも突然消えるのかとびっくり。苦戦していた時期はなんだったのかと拍子抜けする終わり方でしたが、何より治って安心しました。時間が解決してくれることもあるんだな、と体感した出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:河原りさ
2016年生まれと2018年生まれの女の子2人、2024年生まれの男の子のママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。