例えるならミミズが出たような感覚
卵巣嚢腫があるとわかってから約4年が経過したある日、ついに卵巣嚢腫の除去手術を受けたわかまつさん。手術から一夜が明けた朝、看護師さんから「病室の入り口まで歩けたら尿道カテーテルが取れますからね〜」と声をかけられ、早くもつらいリハビリが始まります。気持ちの悪い尿道カテーテルを一刻も早く取ってほしいわかまつさんは、術後の痛みや体のだるさに耐えながら、必死に歩き出しました。果たして、わかまつさんはゴールとなる病室の入り口まで辿り着けるのでしょうか?
へろへろの足取りでもなんとか病室の入り口に辿り着いたわかまつさんは、そのままトイレで尿道カテーテルを外してもらえることに。しかし、やっと尿道カテーテルが取れるとなったとき、まさかの事実が判明! 採尿パックを見て「あれっ?」と不思議がる看護師さん。実は、チューブの部分が何かしらの要因で詰まっていたらしく、尿がうまく流れていなかったというのです!
ずっと「おなかのあたりが痛いなあ」と感じていたわかまつさんですが、尿がきちんと排出されていなかったため、膀胱が膨れてしまい痛みが増していたようです。わかまつさんはたくさん水分をとったほうが回復が早くなると考え、積極的に水分を摂取していたので、余計に膀胱が膨らんでいたのかもしれません。
ちなみに、尿道カテーテルを抜かれるときはなんともいえない感覚だったそうで、例えるなら「尿道からぶっといミミズが出てくるような感覚」だったのだとか(※あくまでわかまつさんの感想です)。想像すると思わず気持ち悪くなってしまいますよね……。ただ、尿道カテーテルが取れて、膀胱に溜まりに溜まった尿をトイレで出し終えたあとの開放感は、それはそれは極上だったそう。その日の夕方には点滴も外れ、体内から次々と管が取り除かれていきます。
しかし、このあとには次の苦難となる「注射」が待ち受けていたそう。一難去ってまた一難ですが、退院まであともう少しなので頑張ってほしいですね!
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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