挨拶も引継ぎもなしで新任の先生に保育をさせようとする園長に、鳥野さんはついに直談判。登園したら知っている先生が1人もいないなんて不安すぎると訴えますが、のらりくらりと交わされてしまいます。さらに看護師さん不在についても追及すると、隅っこに座って微笑んでいるだけのおばあちゃんが新しい看護師と知らされます。そしてついに、園長の根本的な問題に気付いてしまい……!?
不安な環境に子どもを預けられない!ついに退園を決意
※指導に入るまは→指導に入るのは
不安を理解してもらおうと訴えた鳥野さん。ですが園長は、子どもたちが半日で新しい先生に慣れたからと、「子どもなんてこんなもんですわ」と言い放ちます。
ついに鳥野さんは、「ダメだ……園長は根本的に保育を軽んじてる」と悟りました。何を言っても無駄だとわかり、その場で即日退園を言い渡します。園長はオロオロしていましたが、鳥野さんの不安や怒りの原因すら理解できていない様子でした。
「謝ってほしいわけじゃない」「根本から保育園運営を見直してほしい」と、市の保育管理課に電話をした鳥野さんでしたが、「企業保育は市の管轄外で何もできない」とのこと。たとえ県に相談しても、「事故や事件が起きたわけではない」ため、現状では立ち入り指導はできないだろうという回答でした。
保育園に対して信頼感を失ってしまえば、わが子を通わせたくないと思ってしまう気持ちも理解できるのではないでしょうか。それでも、根本の問題解決に動いた鳥野さんの行動力には脱帽です。八方塞がりの状況を何とか打破できる手立てを見つけたいですね。