1回目の受診でほぼ決意が固まり…
10代のころから生理やPMS(月経前症候群)に悩まされてきた和泉桃福さん。40代を迎えたころ、急に経血量が増え、動悸や冷や汗といった更年期のような症状も現れます。「もう不調に悩まされるのはイヤ!」と、心身ともに限界を迎えてしまった和泉さん。自分の不調にはミレーナが有効と考え、ミレーナの治療実績が多いという婦人科を訪れます。そこで医師に「ミレーナを試したいです」と相談すると……?
婦人科を訪れた和泉さんは、「最近になって生理のときの経血量が増えたんです」「動悸とか冷や汗とか、更年期のような症状も出てきて……」と悩みを伝えた上で、「ミレーナを入れようか悩んでいます」と医師に相談。
すると、先生は「動悸や冷や汗が出たときはね」と症状への対処法を教えてくれ、ミレーナを入れるメリット・デメリットなど、ミレーナに関する説明をていねいにしてくれました。この時点で和泉さんは「この先生なら信頼できる」と安心したそうです。
そのあとはミレーナの処置が可能か調べるため、3つの検査を受けることに。 超音波検査と細胞診(専用のブラシで子宮の入り口をこすって細胞を採取する検査)と、採血をしてその日の診察は終了。帰宅するとき、和泉さんの気持ちは「ミレーナを試してみたいなぁ。私の悩みにすごく合っていそうだし」と、ほぼ固まっていたそうです。
後日、検査結果を聞くために再び病院を訪れた和泉さん。先生に「検査結果は特に問題ありませんでした」と言われ、「今日、ミレーナを装着することもできますがどうしますか?」と聞かれます。初診時にほぼ決意ができていた和泉さんは、「いろんな不調に悩まされるのはもう嫌なので、今日できるならしたいです!」と答え、ミレーナを入れてもらうことになりました。
ミレーナを装着することで過多月経や生理痛などにどの程度効果が出るかは、個人の体質によって異なるそうで、試してみないとわからない部分もあるのだとか。このような懸念はあるものの、和泉さんとしては一刻も早くつらい状況から抜け出したい気持ちが強く、藁にもすがる思いで2回目の受診時に即決したそうです。保険適用とはいえミレーナの処置には約1万円ほどかかりますし、費用が無駄にならないためにも、体質に合って効果が出るといいですね。
原案/和泉桃福さん
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
和泉桃福さんのミレーナ体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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