同居生活が始まると、RINさんのお母さんたちは戸惑います。RINさんの夫は居候の身だというのに、家の中で下着姿で過ごしているのです。お母さんがズボンを買って渡しても履いてはくれず、お母さんはイライラを募らせていました。
やがて夫は開店準備をはじめようとしますが、準備するにも夫にはお金がありません。すると夫は……!?
お金がないのに…!?
店舗契約の初期費用はRINさんのお母さんに借りました。けれども他の準備は貯金を使い果たしてしまい、カードローン払い!
不安で仕方ないRINさんをよそに、ガンガン購入する夫。まだ夫に対して「好き」という気持ちが残っていたRINさん。イラつきつつも、夫が楽しそうにしている姿を見るのはうれしくもありました。
お店のオープン日が近づいてくると、なにやら夫が電話で怒鳴り散らしています。
「ごちゃごちゃ言ってないで花輪手配しろよ!」
「オープン日は親戚連れて昼頃に来いよ!」
「ご祝儀を忘れるなよ!」
夫は自分のお母さんに花輪の手配と、オープン日に親戚を連れてくることを強要していたのです。声を荒げる夫に思わず口出しするRINさんでしたが、夫に聞く耳はありませんでした。
◇ ◇ ◇
モラハラ夫さんに振り回されるRINさんですが、このころは若さゆえか、好きという気持ちが残っていたのだとか。それにしても実のお母さんにも罵声を浴びせるモラハラ夫さん。花輪、ご祝儀などを強要してしまうとは……。言動に困っているのはRINさんだけではないようですね。