なぜかレイさんが失敗することを嬉しがるトオル。レイさんはそんなトオルの姿に違和感を抱きつつも月日が過ぎ、妊娠が判明。レイさんは、トオルの勧めで専業主婦になります。
ある日、レイさんが作った食事に文句を言い始めたトオル。レイさんの母親を蔑む発言までしてきますが、レイさんは「価値観の違いだから仕方がない」と目をつむるのでした。
何がしたいのか分からない夫…それとも本当に私が悪いの?
妊娠中も家事をこなしていたレイさんでしたが、トオルは事あるごとに小言を言うように。しかし、首が伸びたというTシャツは思いっきり引っ張ったように見えるし、穴が空いたという靴下は、ハサミでわざわざ穴を開けたよう。
「トオルくん、何がしたいの……?」
夫の奇行が理解できず困りつつも、トオルは笑いながらくどくど嬉しそうに注意したいだけのようなので、適当に返事をするようになりました。
そんなことが続いていたある日、トオルは「専業主婦で暇だから、日中コース料理を作っているんだって」とよその家庭とレイさんを比べてきました。
トオルが本当に悪気なく発言しているのか気になったレイさんは、
「妊娠中の友達は旦那さんがほとんど家事してくれるんだって、すごいよね!」
「私もトオルくんに、そこまで求めてないから安心してね」
と友人の夫を褒めてみることにしました。
するとトオルは「僕も家事やってみようかな」と前向きに回答してくれたことで、トオルには悪気がない、嫌味で言っているわけじゃないんだと、思ってしまったのでした。
レイさんの家事に対して文句をつけるトオル。レイさんも反論したいところですが、わざと物を壊してレイさんのせいにしてくる夫に、どう対処したらいいのかわからない様子。
そんな中、家事に前向きな発言をしてくれましたね。これをきっかけにレイさんが感じていた違和感が解消されていくことを願うばかりです。
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