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黄金のオヤジ3点セットはNG!? 父のための出費は止まらず #預金資産ゼロの父が倒れた話 63

「預金資産ゼロの父が倒れた話」第63話。2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。エェコさんのお父さんは職場で倒れ、治療と検査を終えてリハビリ院に転院しました。転院先ではリハビリ用に動きやすい服が必要になるのだそう。しかし、エェコさんのお父さんが持っている服は黄金のオヤジ3点セットで……。

転院先であるリハビリ院に到着し、入院手続きをおこなったエェコさん。洗濯やCS(ケア・サポート)セットという入院時に必要なものを1日単位でレンタルできるサービスがありましたが、お金の都合で泣く泣く断念することに……。

 

その後、看護師からリハビリ用の服を持って来て欲しいと言われました。動きやすいルームウエアのようなウエアのような服と言われたのですが、お父さんのルームウエアはいわゆる「オヤジ」のようなものでした。

 

リハビリ用の服がない!

#預金資産ゼロの父が倒れた話63

 

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リハビリは動きやすい服装が必要なのだそう。なので、ポロシャツやジャージなどを持って来て欲しいと言われました。

 

また着替えもリハビリの一環なのだそうで、脱ぎ着しやすいことも大事なのだそう。なので、ルームウエアのような服がいいそうです。

 

しかし、私の父のルームウエアはステテコにモモヒキ、腹巻きの3点セット。冬は上にはんてんを着ているだけなので、基本的に1年中同じスタイルでした。

 

実家を整理したとき、父の服も一通り確認していたのですがリハビリに向いている服なんて1着もなく……。また私が自腹で購入しなければいけませんでした。

 

父は転院前の病院できれいな洗濯物と汚れた洗濯物を混ぜてしまったり、財布をごみ箱に捨ててしまうことがありました。そのことを伝えると、洗濯物は分別して財布はナースステーションで預かってくれるということになりました。

 

私はこれで洗濯物や財布についてはひと安心! と思っていたのですが……財布を預けるという行為に心底悩まされることになります。

 

父は高次脳機能障害の影響で短期の記憶が保てません。「最近のことを覚えていられない人の財布を預かってもらう」ということがどういうことなのか、このときの私はしっかりと考えられていませんでした。

 

 

お父さんの服以外にもエェコさんはマスクやタオル、電気シェーバーなど入院中に必要なものを買いそろえました。1万円程度の出費で済んだそうですが、着実に減っていくお金にエェコさんは悩まざるを得ませんでした。子どもに苦労をかけないためにも、貯金や身の回りの整理は大切なことなのかもしれませんね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターエェコ

    長男と長女を持つヲタママ。妊娠コミックエッセイ『腐女子な私が、母親に!?』がKADOKAWAから発売中。

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