食事がとれるようになって元気になってきたもしゃもぅさんは売店へ行きました。これまで吐き気で食べられなかったお菓子を見つけて思わず買い込みます。結局お菓子自体は食欲がわかず食べられなかったものの、ここから食欲が爆発。グルメ漫画や雑誌、料理雑誌をながめて、食べ物の画像を見あさるように。するとものすごい揚げ物欲に襲われます。
医師がケトン値の報告にやって来ました。もしゃもぅさんは驚くことを告げられて……!?
医師の話に戸惑う妊婦…
ケトン体が下がり、吐き気もないため、医師から「退院できますよ」と告げられたもしゃもぅさん。しかも明日にでも退院が可能だと言います。もしゃもぅさんは家に帰ったら体調がまた悪くなりそうで怖いと思いつつも、入院費のことなどを考えて「退院します」と返答しました。
そこで退院に向けて、吐き気止めを飲み薬に変更すること。退院したら点滴ができなくなるので、今後は点滴の代わりは錠剤になると医師から説明を受けました。これで吐き気が戻ってこなければ無事退院となると言われ、もしゃもぅさんは薬をまじまじと見つめるのでした。
助産師さん曰く、妊娠悪阻の症状は個人差が大きく、1週間程度で退院できることもあれば、1カ月以上続く場合もあるそうです。もしゃもぅさんにとって、長くつらい入院生活だったと思いますが、回復できてよかったですね。妊娠中だからつわりはあってもおかしくないと我慢してしまいがちですが、もしゃもぅさんのように入院に至るケースもあるので、心配なときは医師に相談して診てもらうと安心ですね。
監修/助産師 松田玲子