トイレのドアで1度目の事故
次男は今、あらゆるものに興味津々で、特に長男がトイレに入っているときは、中で長男が何をしているのか気になるようです。ある日、私が家事をしていると、トイレで次男が大泣きをし始めました。
泣き方が普段の泣き方と違ったので駆け付けると、長男がトイレのドアを閉めた際、次男が親指を挟んだようなのです。そのときは幸い、挟んだ痕が付いていた程度で病院へ行くほどの大きなケガではなく、私は安心しました。
2度目の事故と救急受診
夕方、また次男は長男のあとを追ってトイレに行き、2人でドアを閉めて遊びだしました。私は2人に「やめなさい!」と注意して、すぐに駆けつけようとしましたが、少し離れた場所で家事をしていたため間に合わず……。その隙に、「バン!」と音が。
次男は今朝挟んだ親指を今度はさらに強く挟み、親指は内出血して腫れあがってしまいました。そこで私は、なかなか泣き止まない次男を救急診療へ連れていくことに。
予想できた事故に反省…
診断の結果、幸い骨折はしておらず、指を清潔に保つようお医者さんから言われました。私は「なぜ、すぐ駆けつけて、遊んでいる2人を止めなかったんだろう。予想できた事故だったのに」と大反省。私は「大丈夫だろう」と勝手な思い込みで、自分が行動していれば防げた事故を起こし、「私のちょっとした不注意で次男に痛い思いをさせてしまった」と大変落ち込みました。
まだ幼児の男の子2人は、遊びもダイナミックで夢中になると大きな事故につながる可能性があることを改めて学んだ私。今回のようなことが再び起こらないよう、ドアに指ストッパーを取り付けて対策するとともに、子どもたちの行動にしっかり注意を払っていこうと思います。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/ななぎ
著者:岩見 エリ
2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。