生理前の不調とは無縁だった私
普段は、生理前に体の不調を感じることがほとんどない私。症状があっても、生理がくる2〜3日前くらいにすこし腹痛があったり、腰のだるさを感じたりする程度です。
その症状も鎮痛薬を飲めばすぐに治るため、日常生活に支障をきたすことはなく、仕事や勉強などに影響することはありませんでした。
そして大人になった私は、3人の子どもを出産。出産後の生理でも生理症状に変化はなく、生理で体調が悪くなるということはほとんどありませんでした。
謎の吐き気の原因は生理前の不調?
そんなある日、体にある異変を感じたのです。
普段は、生理予定日の1〜2日くらい前からおなかが痛くなったり腰がだるくなったりするのですが、そのときは生理予定日の3日以上前からおなかや腰に違和感がありました。
さらに、いつもの生理前には起こらない“吐き気”を感じたのです。布団の中で寝ていても、吐き気が治らず「無理。吐く!」とトイレに駆け込みました。そのままトイレで嘔吐してしまい、「この症状は何なんだろう」「前日に変な物を食べたかな?」と食あたりを疑いました。
その日は心も体も不安定なまま
その日中続く吐き気とふらつきにどうしていいかわからず、生理中のメンタル不調も相まって、思わず涙がこぼれてきます。起きあがる気力もなく、横になって耐えることしかできませんでした。
出勤前に体調の悪そうな私を見ていた夫が早めに帰ってきてくれたため、家事や育児は夫に任せ、その日は早めに眠りにつくことに……。
翌朝、トイレに行くと生理がきていました。そして、前日の体調不良が嘘のように回復! 「あの吐き気は何だったの?」と不思議に思うほどです。
初めて生理前の体調不良で苦しめられ、あとになって「あれはPMS(月経前症候群)だったのかもしれない」と思いました。
生理前に体の不調を感じたのはこのときだけ。しかし、体に不調が出てもおかしくない年齢になったので、これからは特に心身ともに気をつけて生活していきたいです。
※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/Sugar111 佐藤 幸代
イラスト/コジママユコ
監修/助産師 松田玲子
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