やましたさんが2社目に面接を受けた会社はアットホームな雰囲気で、面接も和やかに進んでいきました。そんな面接の最後、サンプルレッスンということで、テキストに沿ってレッスンをして欲しいとリクエストされました。
ただでさえ緊張しているやましたさんにとって、このリクエストは予想だにしていないものでした。そんなとき、レッスンを受ける子どもたちも緊張していることに気付きました。
面接の最後にリクストされたのは
いきなりレッスン!?
ウーマンカレンダーをご覧の皆さま、こんにちは。更年期イラストレーターやましたともこでございます。
2社目となる子どもの英会話の先生を募集していた会社での面接中、突如おこなうことになったサンプルレッスン。
教材の本を渡されただけで、レッスン箇所の指定もなく、制限時間もなく、ただただ私が思った通りにレッスンを進めてくださいと言われました。
かっすかすに乾いた指先と喉……。緊張でまったくテキストに書かれた英語が頭に入ってこない年老いた脳みそ……。
果たしてこの状態でレッスンなんかできるのだろうか?
この人たち(面接官)は私のどこをチェックするのだろう?
子どもたちの英語のレベルはどのくらいなんだろう??
緊張しているのは私だけじゃない
不安しかなかったのですが、やるしかない! そう腹をくくり、緊張する私の目の前に座る子どもたちを見ると、子どもたちも何だかソワソワきょろきょろとして落ち着かない様子でした。
そのとき、私は昔、英会話スクールでバイトをしていたときに、研修でよく言われた「あること」をハッと思い出しました。
初めての子どもとのレッスン成功の鍵は、ウォーミングアップにあり!!
そう、初めて会うおばさんの前にいきなり座らされ、年端もいかない子どもたちもきっと緊張しているに違いない。
まずはウォーミングアップで私という存在に慣れてもらってからサンプルレッスンに突入だ!! と見知らぬ子どもたちとのレッスンの鍵となるヒントを思い出し、やっとテキストの文字が頭に入ってきました。
そして私はレッスンできそうなページを開き、子どもたちと向き合いました。
突然のレッスンに驚くやましたさんでしたが、昔の経験を思い出して気持ちを落ち着けることができたようでした。子どもたちの様子から緊張していることに気付くことができたやましたさんはすごいですね。緊張すると周りが見えなくなってしまいがちですが、しっかりと観察して状況を判断できるといいですよね。
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