嫁いびりに夢中で孫の誕生日を忘れる義母！ 用意しておいた誕生日ケーキは無残な姿になってしまい

 

夫のトオルと娘のパニ美と3人暮らしのパニ子。二世帯住宅で義両親と同居しているものの、世帯も別にしているため、あまりストレスを感じることなく家族での暮らしを満喫していました。

 

パニ美は義父のことが大好きなため、気軽に行き来できるよう親世帯と子世帯をつなぐドアに鍵は付けていないのだそう。すると鍵が付いていないのをいいことに、義母がたびたびパニ子たちのほうへとやって来るのだとか。

 

パニ子が仕事中にもかかわらず「パニ子さん？ あなた、このおかずは何なの？」とパニ子家の冷蔵庫を勝手に覗き、電話をかけて来ることも……。

 

トオルが勝手に入るなと指摘しても「私はトオルの母親よ！」と聞く耳を持ってくれませんでした。

 

この日はパニ美の誕生日でした。パニ美は何日も前から誕生日を楽しみにしており、友だちを家に招待してお祝いをすることになっていました。

 

仕事を終え、帰宅したパニ子が目にしたのは見るも無残に食い散らかされた誕生日ケーキとお祝い用の料理の数々。誕生日会に招待されたパニ美の友だちや、孫のお祝いに駆けつけたパニ子の両親はこの光景に絶句！

 

誰がこんなことをしたのかパニ子はすぐに理解しました。どうしてやろうか！？ と怒りに震えていると、何食わぬ顔をした義母がパニ子たちの元へとやって来ました。

 

義母を問い詰めると、周囲からの冷たい視線を浴びながらも義母はしれ～っと「ホールケーキだなんて、トオルやパニ美ちゃんが糖尿病やメタボ、それに虫歯になったら大変でしょ！」と言い放ちました。

 

そして、このケーキや料理は近所の人と一緒に食べたのだとか。ごちそうさま♪ と上機嫌な義母を見て、トオルは「今日が何の日か覚えてないのかよ！？」と怒鳴りました。

 

トオルの問いかけに対し「今日？」とパニ美の誕生日を完全に覚えていない様子の義母。義父やパニ子の両親は怒りをあらわにし、パニ美の友だちは困ったような表情で義母を見ていました。

 

大切な娘の誕生日を台無しにされて黙っていられるほど、パニ子の心は広くありません。パニ子が義母を怒鳴りつけようとしたそのとき！

 

パニ美が「息子と孫が大事って言ったわよね？」とひと言。そして「今日はその大事な息子のひとり娘の誕生日なんですが！」と怒りだしました。

 

パニ美の言葉によって、今日がパニ美の誕生日でこのケーキと料理がパニ美のために用意されたものだということに気付いた義母は大慌て！

 

そして、パニ美はパニ子が嫁いびりをされていることも暴露しだしたのです。

 

なんとパニ美はパニ子のスマホを使い、これまで義母がパニ子にしてきた嫁いびりの数々を記録していたのです。

 

仕事中のパニ子に電話をかけて邪魔をしている姿だけではなく、冷蔵庫の中身を持ち帰ったり、寝室を隅々までチェックしている様子など、義母のとんでもない行動が映像として残されていました。

 

これを見たパニ子の両親や義父、トオルは激怒！ みんな義母とは縁を切ると宣言しました。

 

絶縁宣言をされてしまった義母は慌てて「パ、パ、パニ子さん！ あなたはそんなことしないわよね？」とパニ子に絶縁されないよう近寄りましたが「無理！」とパニ子は義母を切り捨てました。

 

とうとう泣きだしてしまった義母でしたが、誰も義母に同情することはなく……。義母によって台無しにされたパニ美の誕生日会を仕切り直すことに。

 

パニ美の誕生日会としてレストランで食事を済ませ、帰宅したパニ子たち。玄関に義母が座り込んでいましたが、義父が「さっさと荷物をまとめて出て行け！」と一喝！

 

堪忍袋の緒が切れてしまった義父は、義母に一切の容赦なくそのまま離婚。以前から義母には思うところがあったようで、今回の一件で踏ん切りがついたのだとか。

 

その後、義母は地元へと戻ったものの、そこでも嫁いびりをしていたことが知れ渡り肩身の狭い思いをしながらほそぼそと暮らしているのだとか。

 

一方のパニ子たちは義父とも良好な関係を保ちながら幸せな日々を送っているそうです。

 

「人を呪わば穴二つ」という言葉があるように、パニ子をおとしめた義母は家族から絶縁されてしまいました。他人に嫌がらせをすると自分にも返ってくるのですね。そうならないよう相手を尊重する思いやりの心を持つことは大切ですね。