出産後のワクチン接種でつらい副反応!そのとき夫は…?
初回と2回目の新型コロナウイルスのワクチンを接種したとき、私は妊娠中でした。息子を出産してから3回目の接種を決めたのですが、心配なのは副反応。これまで、接種後に高熱で2、3日動けなくなった経験から、息子のお世話をひとりでする自信がありませんでした。そこで夫に「ワクチンを打った翌日に休みを取れない?」と相談。夫が快諾してくれたため、安心して1カ月先の接種予約を取ることに。
接種翌日、私は39度超えの高熱と倦怠感でぐったりしていました。ところが夫は「午前中に歯医者の予約がある」と言うのです。私はあまりのしんどさから、出かけていく夫を止める気力も湧きませんでした。ふらふらの状態で息子をお世話できるはずもなく、仕方なく近所に住む姉に来てもらうことに。姉は息子の相手をしながら私の食事を作ってくれました。歯医者から帰宅した夫は姉がいることに驚いていたものの、息子のお世話を引き継ぐこともなく、すぐにスマホゲームをスタート……。これにはさすがの姉も呆れ顔。私も今回の夫の行動にはがっかりです。
後日、私は姉から「ちゃんとパパ育てしないとだめよ!」と苦言を呈されました。そこでほとぼりが冷めたころ、「あの状況で歯医者に行くのはおかしいんじゃない?」と夫を諭すことに。最初は理解してもらえませんでしたが、副反応で動けなくなったときに、子どもの面倒を見てもらいたかったことを1から丁寧に説明して、やっとわかってもらえました。パパ育ての道のりは険しいかもしれませんが、感情的にならないように気を付けながら、やってほしいことなどを少しずつ共有していこうと思います。
作画/うめたま堂本舗
著者:松本さよ
初めての子育てに奮闘中の20代後半ママ。1歳息子の世話よりもパパ育てに苦戦しながら、バタバタの日々を過ごしている。