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「ううう…」デート中に涙腺崩壊。彼から意外な言葉が飛んできて!? #子宮削りました 4

【人生初 子宮の手術をすることになって思う事とか。 第4話】子宮頸がん検診を受けた際に、高リスク型HPVが見つかった生野甲さん。人生初となる子宮の手術をするにあたって感じたことを、実体験をもとに描きます。

 

これからの未来は?

子宮頸がん検診で引っかかり、精密検査を受けた結果、医師に「高リスク型HPVと呼ばれるウイルスが検出されました」と宣告されてしまった生野さん。子宮頸部異形成と認められ、手術を受けることになりました。医師に「家族や恋人と相談してから手術日を決めたいです」と告げ、病院をあとにします。

 

その数日後、生野さんは彼氏とデートに出かけたのですが、あいにくこの日は生理前。病気や手術に対する不安と生理前の情緒不安定が重なってしまい……。

 

「ううう…」デート中に涙腺崩壊。彼から意外な言葉が飛んできて!? #子宮削りました 4

 

「ううう…」デート中に涙腺崩壊。彼から意外な言葉が飛んできて!? #子宮削りました 4

 

「ううう…」デート中に涙腺崩壊。彼から意外な言葉が飛んできて!? #子宮削りました 4

 

「ううう…」デート中に涙腺崩壊。彼から意外な言葉が飛んできて!? #子宮削りました 4

 

「ううう…」デート中に涙腺崩壊。彼から意外な言葉が飛んできて!? #子宮削りました 4

 

実家から遠く離れた土地で、ひとり暮らしをしている生野さん。この日は彼氏とデートなのですが、車中で彼が「そういえば、この間誘ったライブの抽選に応募したんだ。友だちと行こうと思って」と告げたことをきっかけに、生野さんは手術のことを思い出し、思考が負のループに陥ってしまいます。

 

ーー縁もゆかりもない土地でひとりで手術を受けて、私はここにいる意味があるのだろうか
ーー私にはこれから幸せな未来が訪れるのだろうか

 

今まで押さえ込んでいた不安や恐怖が一気に溢れ出し、思わず涙がこぼれてしまいます。生理前でメンタルが不安定なこともあり、彼氏と会って安心したことがきっかけで気が緩んだのか、涙腺が崩壊してしまって涙が一向に止まりません。すると、その姿を見た彼が「知らない土地で手術を受けるなんて不安だよな」とやさしい言葉をかけてくれ、「手術が終わって少し状況が落ち着いたら同棲しよっか」と言い出したのです。

 

そして、キュッと手を繋ぐ2人。生野さんはこのとき、「彼の手がガサガサしていることとか、意外とガッチリしていることとか、この手の温もりを、ずっと忘れないでいよう」と思ったそうです。

 

闘病中は先が見えなくて、どうしても不安になってしまいますよね。そんなとき、今回のように親しい人間からやさしい言葉をかけてもらったり、身体的に触れ合ったりすることで、不安も少しは和らぐのではないでしょうか。生野さんが闘病を終えた先の未来に、きっと彼はいるはず。今は彼の言葉や手の温もりを信じて、1つひとつ問題を解決していく段階かもしれませんね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/助産師 松田玲子

 


 

生野甲さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター生野甲

    創作ファンタジー漫画「ネリヤカナヤ」、エッセイ漫画などを描いています。

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