ナプキンをあまり交換しない私
私は普段から経血量が多く、大きいサイズのナプキンを使用しています。あまり汚れていないときは短時間で交換せず、そのナプキンをつけたままにしてしまうことも少なくありません。衛生的によくないとはわかっていますが、肌もそこまで弱くないため、気持ち悪くなったら取り替えることが多いです。
大きいナプキンを使っている私ですが、デメリットとなるのはやはり値段。1パッケージに入っている数が少なくコスパが悪いため、できるだけ使う枚数を減らして節約したいのが本音です。
こういった経緯から、私はその日、経血量が最も多くなる生理2日目であるにもかかわらず、日中に1度ナプキンを取り替えただけでした。用事を済ませて帰りの電車に乗っているとき、なんとなく下半身に違和感を覚えたものの、家に着くまではナプキンを交換しなくても大丈夫だろうと思い、最寄り駅に着いてもトイレに寄らず、今度は自転車に乗ってスーパーへと向かったのです。
サドルが赤くなってる…まさか!
スーパーに到着して自転車を降りた私は、サドルになにか赤いものが付着していることに気づきました。本来は白いはずのサドルですが、なぜか赤くなっているのです。一瞬どういうことかわからず考え込み、ハッとしました。赤いものの正体は経血汚れだったのです!
おそらく自転車に乗ることで、ナプキンが圧迫されたのでしょう。今にも経血が溢れ出しそうだったナプキンは限界を迎え、私のショーツやボトムスを通り越し、自転車のサドルが汚れてしまったのです。電車で違和感を覚えたときにトイレに寄ってナプキンを交換すればよかったのですが、もうすぐ家だしナプキンがもったいないと考えた挙句、このような事態になってしまいました。
それからの私は、以前よりもこまめにナプキンを交換するようにしています。特に自転車に乗るときはサドルでナプキンが圧迫されるので、できるだけ自転車に乗る前に新しいナプキンに替えるようになりました。
著者/遠山あかね
作画/モリナガアメ
監修/助産師 松田玲子
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