花さんはプリ美と遭遇してから転園を考えていましたが、運悪く園の役員になってしまい転園できない状況に。
純さんが勤めている会社の大事なクライアントは、プリ美の父親が経営している会社で、そこにはプリ美の夫も勤めているため、プリ美と良好な関係を築く必要がありました。
純さんは、プリ美から誕生日プレゼントと手紙をもらったことを上司に相談すると、
「商談が終わるまで隠してろ。いいな?」
プリ美の夫の気分を害したら大事な交渉が不成立になってしまうと思った上司は、返すことを許してくれませんでした。
これではらちが明かないと思った純さんは部長に相談し、プリ美の夫に会いに行くことになったのですが……。
プリ美の夫の反応に違和感が!?
純さんは、部長にプレゼントの件を相談しました。
部長は状況を理解してくれましたが、手紙を旦那さんに返すことには難色を示している様子。話し合った結果、まずはプレゼントのみを返し、手紙は様子見で対応することになりました。
プリ美の夫の会社へ訪問した純さん。
「こちらなんですが……」ともらったプレゼントを出すと、
「もしかしてそれ……私の妻からもらいましたか?」
純さんが言葉を濁していると、プリ美の夫は「ご迷惑をおかけしてすみません。いやはや、お恥ずかしい」と苦笑いしながら謝罪してきました。慣れたような対応に純さんは「これは初めてじゃなさそうだ」と察します。
それから、気分を害さないように丁寧に断ろうとすると、
「もらってやってください。私は妻に何か言える立場にありませんから」
プリ美の夫は暗い表情を浮かべ意味深な発言をしました。
純さんが察した通り、これまでにも何度か同じようなことがあり、全員受け取ってくれたのだそう。
プリ美が男性にプレゼントを渡すことは何度もあり、それを旦那さんは咎めることもできないとのこと。自分の妻がいろんな男性に色目を使うのは、旦那さんにとって複雑な気持ちのはず。不可解な夫婦の関係性のようですが、他人に迷惑をかけるのは良くありません。花さん夫婦がこれ以上巻き込まれないといいですね。
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