義母に気に入られたサオリちゃんは、それからというもの朝早くからホノカさんの家を訪れるようになりました。そんなサオリちゃんに義母は「一緒に朝ご飯を食べよう」と誘い、ホノカさんにご飯の準備を迫ります。そのとき、サオリちゃんが昨日と同じ服を着ていることに気づいた義母は「服を買ってあげる」と提案したのでした。
お前の孫はミホだろ……
義母がサオリちゃんに服を買ってあげることを聞いたミホちゃんは「私も欲しい」といいました。すると義母は「あなたはたくさん服持ってるでしょ?」「ただ遊んでご飯食べてる子には買いません!」と相手にしません。
その様子にホノカさんも怒り心頭で言葉を返そうとしますが、そのときサオリちゃんが笑っているのを目にします。不信に思いながらも「勝手に行ってください」と言い返すと、義母はサオリちゃんと手をつないで出かけていきました。
「お前の孫はミホだろ…」。吐き出せない思いを胸に、グッとこらえるホノカさんなのでした。
孫のミホちゃんにきつく当たって、サオリちゃんばかり可愛がる義母は、いったい何がしたいのか理解しがたいですね。わが子の友だちなら、夫の母なら歓迎したいはずなのに、こんな気持ちのままでは黒い感情にとらわれてしまいそうです。みなさんなら、このような相手とどう接したらいいと思いますか?
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