問い詰めても、ケンカになるだけ…
ある日、夫から義両親の会社が危ないと告げられたねこじまさん。
ねこじまさん家族が住んでいる家も、会社の担保に入っているため、出ていかなくてはいけないかもしれない可能性が出てきました。
そんな絶望的な状況の中、夫は不動産会社の社長さんからのツテで、初めてサラリーマンをすることを決意。
ねこじまさん家は今後の見通しがたったものの、その後夫と義母はお金のことで揉め、2人の間には大きな溝ができてしまいました。また、夫が就職した会社は、完全歩合制の会社だったため売り上げがないと給料はなく、ねこじまさん一家も極限の状態まできていました。
夫は酔っ払うと携帯や財布などを落としたり、警察にお世話になったりと何かをやらかして帰ってくるようになり、ねこじまさんは心配事が増えていきます。
そしてついに夫はスーツの胸元にファンデーションをつけて帰ってきました。聞きたいことがたくさんあったねこじまさんですが「これ以上問い詰めても、詮索をしてもケンカになるだけ」と感じ、見てみぬフリをしていました。
そんなある日、ねこじまさんが寝ていると足音と鍵が揺れる音で目が覚めます。そこでねこじまさんは夫が黙って夜中に出て行ったことを知りました。
当然朝には夫の姿はなく、ねこじまさんが夫に会えたのはその夜。
ねこじまさんが「どこに行ったの?」と聞くと「友だちに呼ばれたから」と返答する夫。
夫がファンデーションをつけて帰ってきたこともあってか、ねこじまさんは夫に対して浮気を疑うような言葉をかけてしまい、夫婦のケンカはヒートアップします。
そして夫は「うざい」「そういうことばっか言って、お前マジで金やらんよ」と衝撃発言。
「なぜこんな扱いをうけるのか」と限界に達したねこじまさんは、何度も「なんでなの!?」と夫に問いかけますが、夫は「めんどくさ」と逃げだし、家を出ました。
家に残されたねこじまさんは、ひとりお酒を飲みながら涙を流すのでした。
◇ ◇ ◇
何も言わずに夜中に家を出ていく夫。
一緒に住んでいる身からすれば心配や不安になりますよね。しかし、話し合いをしようとすると、夫は「うざい」などと言い、ねこじまさんを見下すような発言をしてその場から逃げようとします。
みなさんがねこじまさんの立場ならどのようにすれば、夫と話し合いができると思いますか?