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「動きたいのに動けない」半端ないだるさは更年期が原因? 私がつらい症状を克服できた理由

だんだん年を重ねることに伴う体力の衰えなどは納得できます。でも、「それって更年期じゃないの?」と言われると少し悲しくなります。「まだまだ若いのに」と思っているせいだと思いますが、50歳を過ぎたころの出来事には本当に更年期であることを実感させられました。私が体験したのは今まで経験したことのない「半端ないだるさ」です。そんなつらい症状をどうやって克服したのかをお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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動きたいのに動けない!?突然の重力

「半端ないだるさ」を初めて経験したのは、50歳を過ぎた夏の終わりごろです。私の仕事は外での作業が多いので、夏の季節は特にばててしまいます。でも、そのときはいつもの「ばて」と全然違っていました。

 

仕事中にもかかわらず倒れてしまい、その後しばらくは起き上がれなくないように。まるで体が鉛になったように、手を動かすことにも抵抗があるくらいでした。でも、働かなくてはいけないと必死に自分に言い聞かせて、無理やり体を起こして仕事をしたのを覚えています。

 

だるくて仕方がなく、夕飯の準備もできません。リビングのソファに寝そべったまま家族に謝るしかできませんでした。脱水症状を疑って水分をとるなどしましたが、少しだけ気分が紛れただけであまり変わりはありません。

 

だるさはつらかったのですが、家族に怠けているんじゃないかと思われることが嫌でした。そして、いつもくたびれている「お母さんの姿」も子どもに見せたくありませんでした。

 

そんなだるさは何日も続くときもありますが、数日に1回というときもあります。こうなる理由もわからず、かといって病院に行くのもなんだか気が引けます。そしてあるとき、ふと思ったことがありました。

 

これが更年期症状?受け入れたくなかった私

ベンチに座る女性

 

「これって、更年期のせいじゃないの?」。更年期の時期は閉経前後の5年間を指すそうなのですが、当時はそのことを知らず、私が更年期に突入するのはもっと先のことだと思っていました。

 

でも、生理が終わった時期から少しずつ体調に変化があり、自分も更年期になってもおかしくないんだと思うようになりました。でも、変なプライドが邪魔をして、そのことをとても受け止められませんでした。別に変な汗はかかないし、イライラも特にありません。鉛のように重くなった感じがするだけです。

 

どうにか対処したいので、いろいろとネットで調べてみました。更年期症状は急なのぼせや冷え、肩凝りなどたくさんあることがわかりました。そして、私のようなだるさも症状であることがわかりました。そんな症状を理解した途端、変なプライドも吹っ切れて、「じゃあ、しょうがないな」と思うようになりました。

 

 

私がつらい症状を乗り越えられた理由

夕日

 

あれから1年以上たちますが、本当にたまにだるくなるくらいで今は元気に過ごしています。それは、やはり家族のおかげでもあります。しんどいとき、家族みんなが助けてくれました。夕飯もお風呂掃除も夫が中心になって家族で分担してやってくれました。

 

「すぐしんどいって言うから、もう聞きたくない」と娘に言われていたので、なるべく我慢していました。でも、今は私のつらさを家族が認めてくれたおかげで気がラクになり、だるくなって起きられない日も少しずつ減っていきました

 

また、つらくても頑張ろうという気持ちが大きくなって、少し休めたら少し動く、だるくなったらまた休むというふうに頑張り過ぎないようにしました。更年期なんていつまでも続くわけがないし、一生に比べたらほんの一時でしかない。更年期に比べたら出産のほうが何倍もつらかったことを思い出したら、どうってことないことだと気付きました。

 

まとめ

私は50歳前あたりから生理も不安定になり、誕生日を過ぎたころにとてつもないだるさを覚えました。人には伝わらないしんどさですが、家族の理解と協力で乗り切ることができました。

 

また、夫や子どもたちが家事をしている姿を見るのもなんだかうれしかったです。それから少しだけですが、家族が私にやさしくなったような気もします。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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著者:ch

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