便器が真っ赤になるほどの出血
おしりのトラブルは恥ずかしくてなかなか人には言えず、ネットで検索する日々。私は1回目の妊娠中から痔に悩まされ、市販薬や漢方などを薬局で買って試してみたものの痛みは取れず……。
4回目の出産後とうとう便器が真っ赤になるほどの出血があり、病院へ行く決心をしました。ネットで近くの病院を探し、口コミの良い、日帰り手術もできるという外科胃腸科に行ってみることにしました。
診察も恥ずかしいのかと思っていましたが、ベッドに横になり膝を曲げて、おしりの部分だけが見える状態だったのでひと安心。
看護師さんが話しかけてくれ、安心して受診することができました。
気になる診察結果は…
痔にはレベルがあって、軽度なら薬で治るものもあれば、注射で治療することができるものもあるそうです。
私は直腸の中にできる内痔核、直腸の外にできる外痔核ともにあり、医師からは手術しないと完治はしないと言われました。
痛みさえなくなれば手術しなくてもいいかもと思っていたので、ひとまず薬を出してもらうことにしました。3週間分薬をもらいましたが、痛みはなくならず……。
次の診察で、痔の手術を専門としている病院を紹介してもらうことになりました。専門で手術している病院は私が住んでいる県内では少ないらしく、家から近いほうの病院へ紹介状を書いてもらいました。
手術を受けに肛門科へ
紹介してもらった病院で診察してもらったところ、日帰り手術は難しく、1週間ほど入院して手術することになりました。
ただ、子どもたちや仕事の都合があるので、いったん家族と相談。夫や家族の都合のいい日に手術することに決めました。
手術前日から食事制限をし、当日の朝に入院、検査をして午後から手術。手術中はうつ伏せで、半身麻酔なのでまったく痛みもなく、看護師さんと枕元で話をしている間に終わりました。
病室に運ばれ、2日目からはトイレに自分で歩いていきました。ただ、術後のトイレは傷口の痛みとの闘い。
1週間から10日間は痛み止めを飲みながらでしたが、退院後いつの間にか痛みはなくなりました。
まとめ
術後の痛みがなくなるまでは、いつまで痛みが続くのか不安でしたが、傷口がふさがると痛みもなくなりました。何より、トイレに行くことに対するストレスがなくなり、おなかの調子もよくなり、体重も落ちました。恥ずかしさと忙しさで長年我慢してきましたが、思い切って病院へ行って本当によかったです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:松田 みさと
長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。