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「なんて声をかけたらいいのか分からなくて」夫の謝罪を妻は黙って聞いていて #僕たちは親になりたい 56

「僕たちは親になりたい」56話。2度に渡り、美咲は愛する夫・拓也との子どもを授かったものの、どちらも残念な結果に終わってしまいました。そのショックから、美咲はいつしか犬の人形を赤ちゃんだと思い込むようになり、「花ちゃん」と呼んでお世話をしてかわいがっていました。

人形をわが子のようにお世話する美咲に対して、どう接していいのか分からず、向き合うことから逃げていた拓也。しかし、2人で言い合いになったことをキッカケに、「本当は分かってるんだろ!?」と美咲に強く問いかけると、美咲は声を挙げて泣き出してしまったのでした。

今までの悲しみを洗い流すかのように、たくさん泣いた美咲と拓也。

 

しばらくしてから落ち着つくと、2人は寝室で横になってしました。拓也は「ごめんね……」と言い出すと、今まで思っていたことを話し始めたのでした。

 

初めて聞く拓也の本音を美咲はひたすら黙って聞いていて……?

 

弱かった自分は無意識にラクな道を選んでしまっていて…

「僕たちは親になりたい」55

 

「僕たちは親になりたい」55

 

「僕たちは親になりたい」56

 

 

「僕たちは親になりたい」56

 

「僕たちは親になりたい」56

 

「僕たちは親になりたい」56

 

「僕たちは親になりたい」56

 

 

「僕たちは親になりたい」56

 

「僕たちは親になりたい」56

 

「僕たちは親になりたい」56

 

 

「僕たちは親になりたい」56

 

過去の自分の行動を「逃げてただけだった」と、

振り返る拓也。

 

美咲を否定するのか正解なのか、

肯定した肯定したほうが正解なのかを

拓也なりに悩んでいたのです。

 

「結局、選べなくて

俺がラクな方法を取っちゃった。

本当にごめんね……」

 

「だから……教えてほしい。

美咲は……これからどうしたい?」

 

美咲の目をしっかりと見ながら、

拓也はやさしく投げかけたのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

自分にとってラクな方法を取ってしまったのは、拓也自身の心の弱さからだと思います。しかし、そんな自分の弱い部分もちゃんと認めて、変えようと前向きな姿勢を見せているところに、拓也の人としての誠実さを感じました。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターちなきち

    webマンガ家。Instagramなどで壮絶な恐怖体験や育児マンガ、夫婦関係マンガなどを公開。ベビーカレンダーでは大人気連載「僕と帰ってこない妻」のほか、「その人って、本当にママ友ですか?」「夫が消えました」など多数連載。

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