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「もう我慢できない」夫の勝手な要望に耐えてきた妻。とうとう決意して夫に…!? #イイ男はモラハラ夫でした 64

「イイ男はモラハラ夫でした」第64話。モラハラ夫と15年の結婚生活を送ったのち、離婚したRINさん。バツイチの彼と入籍すると、穏やかな人だと思っていたのにRINさんに暴言を吐くように。さらに退職と転職をくり返し、挙句には借金も。苦しめられていたRINさんですが、やがて長男を出産します。

ある日、夫は自分の店を開きたいと言い出します。RINさんは家を手放すこと、実家で同居することを条件に了承しました。いよいよお店がオープンすると、ランチも夜の営業も、どちらも大忙し! やがて、行列ができてしまい疲弊したり、常連さんに嫌味を言われたりと、心折れる出来事が重なります。

RINさんが夜遅く、店の仕事を終えて帰宅すると、息子が目を覚ましました。「ママー」と泣く息子に、思わず「起きている息子に会えてうれしい」と笑顔になるRINさん。しかし、息子が向かった先は、RINさんのお母さんでした。しばらく日中会えない日が続いていた間に、息子はRINさんのお母さんをママだと思っている様子。その姿にRINさんは心が折れてしまいます。

 

そして、ある決意をしたのです――。

 

心が折れた妻の覚悟

イイ男はモラハラ夫でした

イイ男はモラハラ夫でした

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

モラハラ夫

 

ある日、帰宅すると目を覚ました息子がRINさんではなくRINさんのお母さんに「ママー」と言って泣きつきました。

 

夫のやりたい店を渋々手伝っていた結果、息子との距離ができてしまったことに気付いてショックを受けたRINさんは、決意しました。

 

「もう店に出ない」

 

きっぱり夫に言いました。うろたえる夫に、RINさんは、ランチはやめればいいし、夜はバイトさんもいるでしょうと返しました。

 

「バカか! ランチの売り上げがなくなったらどうすんだ!? 店の事を考えてるのか?」

 

夫は声を荒げました。けれどもRINさんの決意は固かったのです。

 

「そこまで言うならあなたひとりでやって。私はもうやらない」

 

夫は仕方なくランチ営業をやめることにしました。RINさんは夜だけ妥協して手伝うことに。

 

結果的には夜の営業のみで、ランチ営業をしていたときの売り上げ以上に稼げるようになりました。日中は息子と過ごせる時間ができたので、RINさんはホッとするのでした。

 

◇  ◇  ◇

わが子が目の前で、自分ではなくわが子のおばあちゃんにあたるお母さんに向かって「ママ―」と言っていたらショックですよね。自営業でなくとも、子育てと仕事の両立は簡単ではなく、悩んでいるママやパパは多いのではないでしょうか。夫婦で話し合う、行政や民間のサポートを受ける、など試行錯誤しながら、自分や家族にとってちょうどよいスタイルを見つけられるといいですね。

 


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      ランチは利益あんまりないからね。遅いと怒られるし。酒で利益取ったほうが賢いです

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター米輝RIN

    2児男の子ママ。モラハラ夫と15年の結婚生活を経て離婚→18歳年下夫と子連れ再婚。モラハラ元夫との過去話や、現在の年下夫と子どもたちとの毎日をマンガ化しています。

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