独居が難しいと判断されたお父さんの今後に頭を悩ませているエェコさん。金銭的にも現状を打破しなければならないと思わずにはいられませんでした。
そんな中、入院中のお父さんから1本の電話が。高次脳機能障害の影響で短期の記憶を保っていられないお父さんからの電話が引き起こした悲劇とは。
父からの電話が苦痛になり
父から電話があるということは、それだけ元気だと思っていました。コロナ禍で面会できないからこそ父からの電話はありがたいものでした。
しかし、そう思っていたのは本当に一瞬だけ。高次脳機能障害によって短期の記憶を保てない父は、私に「一体どうして入院しているのか。お金は大丈夫なのか」と何度も聞いてきました。
その度に職場で倒れたことなどを伝えるのですがすぐに忘れてしまうので、父は不安になってまた私に電話をかけてくる……という無限ループに陥ってしまっていました。
ひどいときには3〜5分に1回電話がかかって来て、まったく仕事ができないこともありました。1分間に2回電話がかかって来ることもあり、私が限界を迎えてしまいました。
そのうちバイブ音の幻聴まで聞こえるようになってしまい……鬼電や同じ内容のやり取りに気がおかしくなりそうでした。
解決策として、私は着信拒否をするのではなく、父の携帯電話をナースステーションに預かってもらうことに。ただし、父も不安な気持ちがあるだろうから1日のうち2時間は本人に返してもらうようにしました。
これで解決すればいいけれど……と状況が良くなることを願うばかりでした。
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病気の影響だとわかっているものの、お父さんからの大量の着信に困っていたエェコさん。本人が悪いわけじゃないと理解していても耐えられないことってありますよね。病気の家族とどう付き合うのか、自分の心身と相談しながら考えていかなくてはいけませんね。
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