記事サムネイル画像

「ありえないやろ」味噌汁に激怒する夫。亭主関白タイプと思っていたはずが実は?!

私は、大学を卒業してすぐに結婚をしました。相手は大学時代から交際していた10歳年上の彼氏です。頼りがいがあるかカッコいい人だと思っていたのですが、結婚してみると違う一面が見えてきて……。

「ありえないやろ」味噌汁に激怒する夫。亭主関白タイプと思っていたはずが実は?!

 

男らしく大人っぽい彼氏

私が夫と出会ったのは、大学時代働いていたバイト先でした。当時私は居酒屋でホールのアルバイトをしていて、常連さんとして来ていたのが夫です。居酒屋には時々柄の悪い人も来ます。私がそういうお客さんに絡まれたときに、夫が助けてくれたのがきっかけで付き合うようになりました。

 

大学生だった私にとって、10歳年上の男性はとても大人に見えました。実際に交際してみると、デートではリードしてくれたり、お洒落なレストランに連れて行ってくれたりするなど、男らしく大人な彼にどんどんハマっていきました。

 

結婚すると違う一面が…

私は、もともと男らしく亭主関白タイプの男性が好みだったので、居酒屋で絡んでくるお客さんを追い払ったり、デートでリードしてくれたりする夫がすごく好きでした。大学卒業後にすぐにプロポーズされ、私はとてもうれしくてすぐにOKしました。周りからは、一度同棲などをしてもっとお互いのことを知ったほうがいいとも言われたのですが、当時の私は舞い上がっていて一刻も早く結婚したい気持ちでいっぱいだったのです。

 

しかしいざ結婚すると、夫に違和感を覚えることが急に増えてきたのです。最初に気になったのは、夫が事あるごとに義両親に会いに行こうとすることでした。「お母さんに顔を見せてほしい」と言うので、はじめはとても家族思いな人なのだなと受け止めていましたが、その頻度が多すぎてだんだん面倒になっていきました。

 

そんなことが続いていたある日、私が夕食でかぼちゃのみそ汁を作ったときのことです。夫はかぼちゃのみそ汁をひと目見ると「こんなのうちのお母さんは作ったことない。かぼちゃなんてありえないやろ」と言ったのです。このひと言で私は、夫がマザコンであることを確信しました。

 

夫の本性を知ってから

夫がマザコンであることを確信してからは、それまで気になっていた言動も「彼がマザコンだから」と考えるとすべて納得がいきました。例えば、義実家に頻繁に行きたがるのは自分が母親に会いたいからだと思いますし、家事や子育てについてなにかと義母と私のやり方を比べるのも、母親が大好きだからだと思います。夫は男らしい人だと思っていたので、少しがっかりしてしまいました。

 

 

夫が実はマザコンだったと知り、とてもショックでしたが今は仲良く暮らしています。それは、気持ちを切り替えたからです。親のことが大好きで大切にすることは決して悪いことではありません。家族を大切にできるということはやさしい心があるからだと思うようにしたからです。しかし、比べられるのは傷つくので、そういうのはやめてと伝えるようにしました。すると夫も反省してくれました。母親を大切にするように、私のことも大切にしてねとお願いして、円満な結婚生活を送っています。

 

著者/渡邉かなこ
イラスト/おみき

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    • コメントがありません

  • あわせて読みたい記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    暮らしの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →