あのゲーム機はたしかに川に捨てたはずなのに…
捨てたはずのゲーム機があることを不思議に思ったタマオくんは、「用事がある」とジュンくんの家を後にし、川へと向かいました。
川で一生懸命「何か」を探すタマオくんを私たちは観察。
その様子を見て、ゲーム機を盗んだ犯人はタマオくんだと確信したのです。
息子に本当のことを言わず、親戚の子のゲーム機を借りたというジュンくんママ。
「なんで……?」と言うタマオくんに、「言えないわよ! 友だちが盗んでドブに捨てたなんて!」と思わず声をあらげてしまいます。
ゲーム機がなくなった日。タマオくんを真っ先に疑ったジュンくんママと違い、ジュンくんは最後までタマオくんを信じていました。だからこそ、ジュンくんママは本当のことを知ったあとも隠し通さずにはいられなかったのです。
子どもとはいえ、タマオくんがしたことは決して許されることではありません。泥棒と同じことをしてしまったのですから。タマオくんは軽い気持ちでしたことでも、された側には一生の傷として残るかもしれません。
ジュンくんが事実を知ったとき、もう二度と友だちを信じることが難しくなる場合もあります。これ以上大切な友だちを傷つけないためにも、タマオくんなりのやり方で罪を償ってほしいですね。
-
前の話を読む6話
「たしかに捨てたのに…」息子のゲーム機を盗んで捨てた友人。向かった先にはなんと…! #子どもの友だちを出禁 6
-
次の話を読む8話
「ひどすぎる…!」息子の友人を追っていくと、目を疑うような光景が… #子どもの友だちを出禁 8
-
最初から読む1話
「まさか…!」息子が連れてきた友人は、目を離した隙に… #私があの子を出禁にした理由 1