あのゲーム機はたしかに川に捨てたはずなのに…
捨てたはずのゲーム機があることを不思議に思ったタマオくんは、「用事がある」とジュンくんの家を後にし、川へと向かいました。
川で一生懸命「何か」を探すタマオくんを私たちは観察。
その様子を見て、ゲーム機を盗んだ犯人はタマオくんだと確信したのです。
息子に本当のことを言わず、親戚の子のゲーム機を借りたというジュンくんママ。
「なんで……?」と言うタマオくんに、「言えないわよ! 友だちが盗んでドブに捨てたなんて!」と思わず声をあらげてしまいます。
ゲーム機がなくなった日。タマオくんを真っ先に疑ったジュンくんママと違い、ジュンくんは最後までタマオくんを信じていました。だからこそ、ジュンくんママは本当のことを知ったあとも隠し通さずにはいられなかったのです。
子どもとはいえ、タマオくんがしたことは決して許されることではありません。泥棒と同じことをしてしまったのですから。タマオくんは軽い気持ちでしたことでも、された側には一生の傷として残るかもしれません。
ジュンくんが事実を知ったとき、もう二度と友だちを信じることが難しくなる場合もあります。これ以上大切な友だちを傷つけないためにも、タマオくんなりのやり方で罪を償ってほしいですね。